◆精霊はその望むところに息吹をかける◆ (ファーブル昆虫記五巻を使ったコラージュ詩)/こひもともひこ
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ichirou 
- ただのみきや 
- ゴースト(無月野青馬) 
>「最小のものに最大の驚きあり」
maxime miranda in minimis
>一切は一切がまたやり直すために終わる。一切は一切が生きるために死ぬのである。
この2つの箇所に特に惹き付けられました
- 梅昆布茶 
- 乾 加津也 
- 北大路京介 
 
作者より:
ポイントおおきに!

たけしさん:長文ありがとう。

 >魂の新たな知覚器官によってのみ

ここは、「新たな」ものなのかどうなのかですね。例えば子供の頃に、父と母が喧嘩したあとの家に帰ると、喧嘩していたことを自分は知らないのに、部屋に入った瞬間に不穏な空気を感じて、「あれ?」と思った経験をした人はいると思います。場の緊張を感じ取ったわけですが、これは「新たな」知覚器官が感じ取ったものではなくて、複合的な情報(父母のちょっとした顔つきや仕草)を、子供が読み取ったことによるのだと私は思っています。他の動物の行動を知ると、「あ!これって自分も知っていた(やっていた)のかもしれない」となることがあります。

 >こひもともひこという詩人の一貫した基本的アティチュード

は当たりです。

私の出した詩集の題名は『入口を見つけたらその先が気になるだろ』というものなのですが、この詩集を作ろうと思わせた女性との出会いにより、私は入口を見つけることができた。で、その先に進むために、愛をばら撒く詩を量産している。この作品の次にアップした作中にある「愛について真面目に考える」というのが、私の核といってもいいでしょう。

ですが、そこからさらに先にも行ってみたい。

引用・コラージュ・言葉遊び・短詩群の合体詩・さらに超合体詩など、手法として先に行こうとするのと同様に、柱となるテーマ(この場合は「愛について〜」)の先へも行きたいなと。この「先」というのが、本流から分岐した支流になるのか、それとも本流の更なる先なのかは分かりませんが、同じところで渦を巻くのは嫌だなと。

 
れたすたれすさん:コメントありがとう。
パンツピンツポンツ

無月野 青馬さん:コメントありがとう。
この作品は、抜き出した文章をかなり削って作ったもので、まだまだ素晴らしいフレーズがたくさんあります。
ファーブル先生は詩人です。ファーブル昆虫記(岩波文庫)はお薦めです。


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