二千十四年三月十一日に/夏美かをる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ただのみきや 
真っ直ぐ詩に射止められた感があります。
突然訪れる未曾有の災害、人の力で避けきれないものなら
どう生き延びるかも大切ですが
どう死を受容するかも大切なことだと感じています。
家族を失って一人生き延びるというのが一番辛いことでしょう。
わたしは恐れずに日々過ごしたいです。
- 泡沫恋歌 
あの震災については、私もよく自分の中で考えます。
——結論としては、人間は大きな自然の前では無力なものだってこと。
「運命」「宿命」「偶然」そんな曖昧な言葉で、大きな不幸を納得させなければならない。
・・・という、事実でした。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
- 北大路京介 
- 宣井龍人 
こんにちは。題材が題材だけに色々な意見があると思います。私は夏美さんの真摯なお気持ちを尊敬します。
- ichirou 
想像しきれない尊い命。
拝読させていただいて
それを購えない
悔しさと深い悲しみが
沸いてきました。
それに、
あの時私達家族が死んでいても
なんの不思議もない。
- 梅昆布茶 
- あおば 
- 壮佑 
- 芦沢 恵 
- そらの珊瑚 
日本人であれば3月11日が来るたびに想うことだと思いました。今年ももちろんこれからも。
そしてそのことを知らない世代にも語っていかなくてはと思います。マグマを抱えた地球上どこに行っても安全なところはないわけだし、自然災害にあってしまうことは平等にふりかかる可能性のあるものですから、
明日自分も命を落とすかもしれない、そう考えて大切な命を使っていきたいと思います。
---2014/03/16 09:55追記---
どうしたって当事者になれないという事実の前に、恐れおののいてこのテーマで詩を書けなかったいくじのない私。
当事者しか語ってはいけないということなんか、ないと思います。
夏美さんの詩人としての気概を尊敬します。

---2014/03/16 10:03追記---
- るるりら 
- 殿上 童 
- 朝焼彩茜色 
- たま 
避けてと通ることはできないと思います。残された負債はすべて等しく、生き残ったすべての人の負債となります。語り続けましょう。
- フユナ 
- Lucy 
- nonya 
自分自身と向き合う日ですね。
- クナリ 
- tamami 
- 小林螢太 
- 木原東子 
いいです! ここまで心から怒っている。私もそうです。
- 乱太郎 
- 南無一 
- あおい満月 
 
作者より:
命を落としてしまった方々の無念、ご家族を亡くされてしまった方々の悲しみ、未だ避難生活を強いられている方々の不安、それぞれの深さは想像を絶します。当事者でない私が何を思おうと、書こうと、被災された方の苦しみには寄り添えないのかもしれません。それを承知の上で、それでも3月11日に私が感じたことを書き残しておきたいと思いました。これを書きながらも、私は日本の地にいないという、申し訳のない立場ですが、私の心と魂は、日本という美しい国に住んでいる皆さんと共にあると思っております。お読みいただきありがとうございます。
---2014/03/15 16:37追記---


芥もく太様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
 
ただのみきや様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
私は私のレベルでこの難しいテーマに取り組み、今感じていること、分からないと感じていることをそのまま表現するしかできませんでした。“わたしは恐れずに日々過ごしたいです”←この心掛けは大変素晴らしく、大切なことだと思いますが、子供を生んで以来すっかり臆病になっている私は、被害想定などを目の当たりにすると、とても怖くなってしまいます。
 
泡沫恋歌様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
まさにその通りだと思います。天災は避けようがなく、一度に多くの人の命を奪ってしまう…だけど、天災を防ぐのは不可能なのです。「なぜ天災が起こるのか?」に答えはないのです。なので気持ちの整理をつけるのも難しいですね。
 
北大路京介様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
 
宣井 龍人様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
勇気の出るお言葉、ありがとうございます。難しいテーマなのですが、なにか書いておかないと!という気持ちになりました。
 
ichirou様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
生きたくても生きれなかった多くの命があったことを、忘れてはいけないと思っています。次の大震災がどうか来ないように祈っておりますが、あのような確率として出されてしまうと、地震大国日本の宿命なのかな、と思ってしまいます。何度大地震に襲われても、日本人はその度に立派に乗り越えていくのでしょうが。私達の祖先がそうしてきたように。

笹峰霧子様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
そうですね。こちらシアトルでもM9の地震が起こる可能性が指摘されています。ですが、日本に比べたら防災意識のなんと薄いこと。公的にも私的にも何の対策もしていません。日本の防災対策は素晴しいです。ですが、それはそれだけ差し迫っているから、という理由もありますね。別の天災もありますし、世界のどこに住もうと、天災からは逃れられませんね。私が死ぬのは仕方がない。でも子供達だけは死なせたくない。だから怖いのです。
 
梅昆布茶様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
あおば様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
Astra様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
ジタン様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
芦沢 恵様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
 
そらの珊瑚様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
ご丁寧なコメント、また励ましの追記をありがとうございました。
できれば3・11が最後の大震災になってほしいのに、それ以上の大惨事に襲われるかもしれない日本…これは日本人である限り背負っていかなければならない宿命なのかもしれませんね。同時に3・11をきっかけに、日本人の防災意識が高まり、各自治体でも様々な対策が練られるようになったのは、大きな前進ですね。やはり日本はきちんとした国です。こちらでは自治体自体存在しないようなものなので、自分の身は自分で守るしかありません。避難所も設けてないし、備蓄も何もない。

そう、どしたって当事者にはなれないし、被災された方に向けて書く詩など、恐れ多く私にはとても書けません。私個人レベルの思いを書かせていただいたに過ぎません。その意味では気概どころか、私も同様にいくじなしです。そういうことを突かれた場合は、「申し訳ありません」と頭を下げるしかありません。ただ、書きたい気持ちが自分の中にあったので、書かせていただいた次第です。そして、こんな中途半端な思いしか書けませんでした。やっぱり分からないものは、分からない、と書くしか、今の私にはできませんでした。

るるりら様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
殿上 童様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
朝焼彩茜色様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 

たま様様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
そうですね。放射能漏れ、廃炉問題は現在進行中ですし、復興もまだまだだ、と感じます。そしてご遺族の方がおわれた傷は未だ深いでしょう。残された私達できちんと見守っていかないとなりませんね。

フユナ様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
松岡真弓様:この詩をご評価下さりありがとうございました。

nonya様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
そうですね。当事者でない私達が毎年この日に向き合うべき相手は、結局自分自身になると思います。この震災を自分の中でとう捉えるか、ということでしょうね。 
 
鳥さん様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
その言葉は全く知りませんでしたので、調べてみました。
http://www.cty-net.ne.jp/~zenrinji/ohanasi-9.html

もしも万が一不幸にも大災害に遭ってしまっても、パニックにならずにその場でできる最善のことをしなさい、というメッセージですね。とても大切なことだと思いました。勉強になりました。ありがとうございます。

防災グッズは、ないよりはあった方がいいでしょうし、家に置いとけばなんとなく安心というお守り的役目も果たしているのでしょうね。
うちの母に防災グッズちゃんと用意しているのか?と訊いたら、してないと。どうしてかというと「死ぬ時は死ぬから」ですと!

クナリ様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
tamami様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
 
木原東子様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
こちらアメリカ・ワシントン州でもつい最近地滑りで多くの方が犠牲になりました。避けることのできない天災は、一瞬で多大な被害をもたらします。ご遺族の方は一体どこに気持ちをぶつければいいのだろうか?そんなことを考えていました。 

綾乃様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
丘マミ様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
乱太郎様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
南無一様:この詩をご評価下さりありがとうございました。
佐藤太様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 
あおい満月様:この詩をご評価下さりありがとうございました。 





たけし様:真摯なコメントをありがとうございました。従兄弟様を亡くされ、お辛い思いをされたのですね。ここにご冥福を祈らせていただきます。
実際の体験をしていない、私のような人間が、被災されて苦しんでいる方々を慰めたり、勇気づけたりする詩はとても書けないし、書く資格もないと思っております。なので、私が今感じていることを、自分自身答えも出せないまま、書かせていただきました。
“怨む”という言葉を繰り返し使っておりますが、この詩で表そうとしたことは、結局天災の場合、それを起こした地球を怨むこともできず、かといって、仕方のなかったことだと受け入れるのもなかなか難しい--そんな行き場のない複雑な思いです。“外なる自然の破壊の力と、内なる自然=人間の破壊衝動は同一のモノだ、という冷徹な「認識」”を持てるところまでは、私の気持ちは整理できていません。そして、このような未曾有の震災がまた起きるかもしれないという恐怖が、益々思いを複雑にしています。今の私にできることは、免罪符をいただいて、家族と共に今を生きながらえていることに感謝しながら毎日を過ごすことだと思っています。

返信ありがとうございます。何度も拝読させていただきました。そして、それでもやっぱり今の時点では『不条理』を受け入れることのできない私はまだまだ人間が浅いな〜と感じました。人生修行をこれからも続けていきます。



---2015/05/26 01:55追記---

---2015/08/01 14:21追記---

---2015/08/30 12:55追記---

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