浅黒い日中に突き刺さる鈍重な乖離/ホロウ・シカエルボク
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 
【浅黒い日中に突き刺さる鈍重な乖離】 。なんと肉体的に生々しく嚥下知らしめたような文言だろう。
まるで日中の柔らかな陽射しそのものが、見えないセシウム原子を大量に帯びているようだ 。
古くさいモラルによってつなぎ止められた配線。新しい思考は古い配線を切断する。
日々眼にするもの、死んで置物になったものたち、置物のように虚飾に包まれた、愛だの恋だの掟だの、腐った息を吐き続けるな。もうそんなものはどうでもよい 。純粋にわき上がるもの。無秩序に無作法に無遠慮に書かれ、それら妄想の中に欠如したもの。その中にこそ新しい思考回路も生まれるのではないのかと 。魔酔に侵された言葉。化学変化を起こしたまま水銀に浸る日常。重い光合成。その根源を探るように筆者は問いかける。今を、果たして純粋な水は光は何処にあるのかと 。





 
作者より:
アラガイさん ⇒ そうさ、放射能じゃなくったって人間なんか簡単に終れるのさ!

それはそうと

「化学変化を起こしたまま水銀に浸る日常。重い光合成。」

こんな良いフレーズ、コメント欄で使うのもったいないよ、自分の詩で使えばいいのに!(笑)

それはともかく

この詩を、真っ向から受けてくれる人が居たことをとても嬉しく思っています。ありがとね。

戻る Home
コメント更新ログ