のこのこ/藤鈴呼
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 梅昆布茶 
- 夏美かをる 
- あおば 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 乾 加津也
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後でコメントを書かせていただきます。^_^
---2013/08/05 21:27追記---
必死さは心に届きやすい。
人も、生まれる前のほうが、もっと必死だったかもしれない。
羽化前の命の内なる激しさにたじろぎながらも、作者は何事かを受け取ろうと謙虚になる。


それは しっとりと 土に眠る頃 
描かれている 心のようでした


もちろん蝉に心があるわけではない。
だがそこに、心としか言いようのない妙なる尊さを見過ごさない。
いつしか自らも、蝉と同じ、純粋に、生き物としての境地につつまれる。


共に 生きよう
そんな声が
微かに 響く 気がした


そんな作者の眼前から身を隠す命の
壊れるほど繊細で、しかししなやかな動きを捉えて最後は締めくくられる。


逃げようと するのか
護ろうと しているのか
きみは


私はしばし、暑くてもさわやかな、命の水につつまれた気がした。

とか書いてみました。
(コメントにて失礼します)
 
作者より:
ありがとう


乾 加津也さん、コメント感謝

人間は生まれる前 羊水に包まれて ぷかり ぷかりと 浮かんでいたのですよね
その時の記憶が 蘇るからなのかどうかは分かりませんが ちゃぷん と 響く音の優しさに
安心する瞬間が有ります。
例えば お風呂に浸かる瞬間
そして 壊れた魚になっている瞬間(※遊泳時)
当人は 必死なんですケドね。 人魚(マーメイド)宛らの光景を妄想しておりますが
幽体離脱でもしなければ上からの自分の姿なんて拝めません。
例えば 撮影していれば、なんてのはナシで。
でも 良いんですよ。エラと見栄を張りながら 生きて行くよりも
素直に 必死で 息継ぎしている方が 何だか自然な気が するから。
柔らかな黄緑色の物体 蟷螂にも同じことが 言えるんですね。
カメレオンじゃあ ないですけれども、カマキリってば 茶色くも黄緑にも 染まる不思議に
驚いたのが記憶に新しいです。
人は何色に 染まって行くのかな。
あなた色に 染まりたい なんてシーンを 幾つも思い描いたけれども
透明だから 倖せなのか
白色を 証明したい ものなのか
カラフルに 包まれて 自分色を 探すのが 最上級の 愉しみなのか
今度 水の中で ゆっくりと 考えてみようと 思っています。

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