ビリー・ザ・キッドに贈る/まーつん
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 
脚色物じゃなくて、一度正確な伝記も読んでみたいですね 。それにしても、あの早打ちはほんとだったのか ? なかなか当たらないらしいね実際は 。


- 殿上 童 
- ただのみきや 
ビリー・ザ・キッドやサンダンス&ブッチみたいな連中は、きっと
この時代に似合わないのでしょうね。
- beebee 
- 一 二 
かっこよくてクールで
そしてかなしい
- 北大路京介 
 
作者より:
新貝 常 さん コメントありがとうございます
ペキンパーの映画を見て書いたものです。詩の中のビリーは、劇中で描かれた人物像と、
僕の想像が入り混じったキャラクターになっています。早撃ちについては、火のないと
ころに何とやらといいますから、かなりの腕前だったんだろうなと思います。残された
資料の少ない時代だっただけに、想像の楽しさがありますね。

straw さん コメントありがとうございます

現代の決闘…ちょっと面白い着想ですね。昔の決闘では拳銃や刀を得物に戦った…では現代の決闘では?
 携帯電話? しょぼいなあ… 決闘とは、要するに男の意地のぶつかり合いなわけですが、今の男たちは、どんな獲物に自分の命をゆだねるのか?妄想が膨らんできました。
今夜はこのネタで楽しんでみたいと思います(笑)。

ただのみきや さん コメントありがとうございます

でしょうね。今はユーモアが求められる時代だと思います。大真面目に命の奪い合いなん
かをしていたら、たぶんバカにされるだけでしょう。それでも、そこにある種の美しさが
あることは、誰にも否定できないとは思いますが。

ただ、ビリーはその生きていた時代においても、例外的な人間だったと思います。彼には自分の生み出した死を笑い飛ばすようなところがありました。
それは鈍感さというよりも、ある種の暗い達観から生まれた態度で、整った顔立ちや華奢で繊細そうな体つき、常に身なりに気を配り、修羅場の中にあっても上機嫌な笑みを絶やさない振る舞いと相まって、世のアウトローにとっての道標のような存在に祭り上げられていったのでしょう。
彼の生きていた時代には、死は当たり前に日常の中に転がっていたはずです。その落とし穴を華麗に避けながら、一つまた一つと、人間の獲物をしとめていったビリー…。
死から遠ざかり、またそれを過剰に恐れ、忌み嫌う現代においては、彼のような生き方は、不遜以外の何物でもないのかもしれません。

---2012/04/23 13:09追記---

一二 さん コメントありがとうございます
ビリー氏は、解り易そうでいて、実は周りには全く理解てぎないタイプの人間だったんじゃないかと思います。


 

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