ノイズ/salco
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 森の猫 
!ホラー!
- subaru★ 
- beebee 
人は想いを伝える手段も無く、孤立して行き続けられるんですかね。自分の行為がノイズのように思える気がしたりして。(^ ^)
- 榊 慧 
摂食障害の感じがリアルでした
- あおば 
- nonya 
- ホロウ・シカエルボク 
- 高梁サトル 
- 真山義一郎 
- たま 
ブルース・ウィリスの映画「シックス・センス」を思い出します。衝撃のラストは公開当時しっかり口止めされていましたが、劇中にヒントはいっぱいあったのです。Salcoさんのこの作品にもヒントはいっぱい用意されていて、読後の楽しみとなっています。とても味わい深い詩、そして、salcoさんのシックスセンスを読むことができてよかったです。いつも映画の話しばかりですみません^^
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 凪名木なぎな
これ、4行目からもうオチが見え見えなので「ぜったいこれはミスリードだ。最後にはびっくりするようなオチが!」と思いつつ読んだのですが、思いっきりひねりのないオチでそのことにむしろびっくりしました。
それから、肝心のラストの防犯カメラの映像のノイズは何処で誰が見てるの?本人がそこまで知覚的に偏在できるならすでに気付いてるでしょ?だって防犯カメラの映像なんてstaff onlyに入らないと見られないし…という矛盾。
むしろこういう感想を抱かせることが狙いだったのかしら。それならもうちょっとはっちゃけて読者をコケにして欲しかったわ><;

---2011/07/28 22:27追記---
>果たされぬ承認欲求に駆られ続ける霊体としての自己認識
ああ、そうか。「ノイズのひとつも残んなきゃやってらんねーよ、ちきしょー!」ってことか。実際ノイズが混じるかどうかは問題じゃないんだ。わたくし勘違いして野暮なことを言ってしまいましたね。失礼をば。
 
作者より:
土屋 怜様 : お言葉も下さりありがとうございました。ほら、後ろ!!! 夏はやっぱ「階段」に限りますよね〜。DVD、ブルーレイ時代の今、貞子はどうやって出て来るのでしょうか。 
subaru★様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
藍沢コウ様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
beebee様 : お言葉も下さりありがとうございました。変人呼ばわりされるほど自我と厭世感の強い人なら屈せず生きて行けるかも知れませんね。
ただ、通常は誰しも何らかの形で自分を認めて欲しいという対人、対社会的な承認欲求がありますから非常に苦しいでしょう。何処にも属さず誰にも知ら
れない自分と向き合っている内に変人と化すかも知れません。
大羽 左膳様 :お言葉も下さりありがとうございました。つい先日、近所のスーパーで脚が私の上腕ほどに細くなった女性を見かけました。何を買うで
もなく店内をさまよっていましたが、トリのような容貌に満ち足りた表情を浮かべていたので、食欲を棄てた生というのは静穏の境地なのかもと気づかさ
れました。 
ひかり。様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
とうもろこしの悲劇様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
あおば様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
nonya様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
horou様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
高梁サトル様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
真山義一郎様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
たま様 : お言葉も下さりありがとうございました。あのラストは切なかったですね。思いに沈む奥さんにシカトされるなど、前妻デミちゃんの「ゴース
ト」ばりのシーンもありましたっけ。着たきりコート姿のブルース・ウィリスが何か「ベルリン・天使の歌」を思わせました。地味な映画でしたが、同じコ
ンセプトでニコール・キッドマン主演の「アザース」なんかも私は好きです。
つ ぐ み 。様 : お目に留めていただきありがとうございました。
凪なぎな様 : 初めまして。お言葉を下さりありがとうございました。びっくりするようなオチを書けるほど能がありませんで、大変失礼致しました。
ただ、防犯カメラについては第三者を想定しておりません。人件費の関係で複合型や大規模店でもない限りモニター前に常駐する人材は置けないものでしょうが、
どのみち映像分析のプロでない店主やスタッフの監視対象は店内の秩序と「人」=万引予備軍としての客やレジの金をくすねる従業員であって、ノイズではあり
ませんからね。また設備投資の関係でスーパーやコンビニのカメラは大方まだVTRと思われ、エンドレス走行による摩耗で磁気テープには既に大きなノイズが
無数に入っており、誰にも気づかれないというのが前提です。「幽かな幽かなノイズ」とは、果たされぬ承認欲求に駆られ続ける霊体としての自己認識とお考え
頂けますと幸いです。何せ有機体ではないので、不可視の物理には同調するんじゃねえかしら…てな程度のだぼらです。

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