芍薬/salco
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 真山義一郎 
- beebee 
美しい大柄な花が、美麗な姿を見せて、
そして朽ちていく過程を見ていると、
その所々に、つい人間の想いを仮体
させてしまいます。^^);
- 電灯虫 
- 乾 加津也 
- ……とある蛙 
文語のことは分からないですが、自死というと終末医療などの自らの死の選択を意味する場合も含まれるような気がします。確かに孤蓬さんご指摘のように最近の言葉のようなので、全体の調子からはあわないのかも知れません。しかし、自殺や自裁とは少しニュアンスが違うようです。勝手な解釈かも知れませんが。
 
作者より:
真山義一郎様 : お目に留めていただきありがとうございました。
夜中遼旅様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
beebee様 : お言葉も下さりありがとうございました。アラーキー御大がテーマにしたように、花の衰微は凄絶な美というか、迫力がありますよね。
擬人化は人間の性癖ですが、私もひまわりなど大輪の花にはぎょっとする時があります。
電灯虫様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
とうもろこしの悲劇様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
乾 加津也様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
……とある蛙様 : お言葉も下さりありがとうございました。私は尚のこと文語に不案内なのですが、単に3音の「自尽」だとどうもしっくり来ない気がして自死としたのでした。
孤蓬様 : お言葉を下さりありがとうございました。そうなのですか。とある蛙さんもご指摘下さったように、自死が近年の言葉とは知りませんでした。「自裁」とは潔く、美しい響きですね。侍を髣髴とします。ただ、今回は2音にこだわりたかったので、このままにしたく思います。
「目を凝らすだに」というのは、軽い近視乱視の為です。風邪引きで近所の医院へ行ったのですが、雷の轟き出した夕刻の待合室に白い芍薬が一鉢あり、発熱で思考力も弱っていた為か、もの凄い霊気というか圧力を感じて戦慄した体験を元にしています。視力の為に薄暗い中びびりつつ凝視すると、花弁の縁が赤いのに気づいたという動作から来ています。一人合点でどうも失礼いたしました。

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