【批評祭参加作品】となりに、近くにいる人は簡単には理解しえない。 佐藤泰志『海炭市叙景』のこと/mizu K
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 深水遊脚 
- あおば 
- 岡部淳太郎 
佐藤泰志の作品が好きなので、このあまり人に知られることのない小説家にスポットを当てたことに対してポイントします。
- 夏野雨 
ハードカバーで読みました(映画は未見です)。丁寧な物語でした。この評をよんで、映画を見てみたくなりました。物語の季節は春から始まるのですが、もし夏、秋から始まって、冬、春で終わればまた違ったのかな、などと見当はずれなことを思ったのでした。
 
作者より:
お読みくださった方、ありがとうございます。


>奥主さん

正直、川本さんの解説で作品の魅力や要点があまりに端的に語られてしまっているので、それに何か自分に書き足すことができるか、または何かしら書いていいのかしらと躊躇するところもあったのですが、勢いで書いてしまいました。。
お近くの映画館…といえばもしかしてラピュt…(略)かなあと思いますが、間違っていたらすみません。いまは物理的に行けない距離にあるのですが、うん、映画ってほんっとうに、いいものですね(水野さんふうに)


>岡部さん

コメントありがとうございます。途中だいぶ筆が踊ってしまったので、もうすこし抑制的に書くべきだったか…と自省してます。
小学館文庫や河出文庫から4月、5月にかけて複数出るみたいですね。すこしずつ読んでいきたいです。


>夏野さん

映画は、音楽がジム・オルークだそうで、そっちもちょっと期待、といいつつまだ未見です、ううう。
映画の公式ブログをぼけーっと読んでいると、生前の佐藤氏を知っている方の話が紹介されていて、「描き出す世界を絶賛する方」もあれば、「酔っ払いで迷惑ばかりかけてて嫌いだった」という人、「成績がよくて女にモテて、あんなやつ大嫌いだ」とか、けっこうきれいに賛否がわかれるそうです。それもおもしろいですね。

とうわけで4月26日は作者のお誕生日だったのでした。もしご存命だったなら62歳だとか。



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