無為自然、苦しみて、苦しむことなく。/生田 稔
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- るか 
- 山崎 風雅 
- はらだまさる 
 ぼくは一元論が多くの争いを起こしていると感じているので、基本的に絶対神という考え方が好きではないのですが、神を必要とする人達がこの世界中に、ほんとうに多く存在するのも理解しています。それと同じように神をナンセンスだとする人達がいるのも理解しています。
 そして若いくせに偉そうなことを云わせて戴きますが、全てを経験し、理解し、把握して言葉に変換しようとするのが、人間の傲慢ではないかとも思います。知ることは、純粋な楽しみです。なぞを解くのも楽しみです。詩を描くことも、傷つくことも、ときに人を恨むことも、怒ることも、悲しむことも、許すことも、許されることも、恨むことも、恨まれることも、苦しむことも全ては楽しみです。ぼくはそう思っています。
 生きることを精一杯楽しみます。ありとあらゆる体験を楽しみます。生を楽しみます。死を精一杯に死に、そして楽しむために。

 批評子さんの文章を読んで、そんなことを考えさせられました。
ぼくのこころのある部分が明確になった気がします、ありがとうございました。

 
作者より:
 3人の方の愛読に感謝、お分かりのように小説にしようとしてならず、ノンフィクションのような宗教論のようなものになったのですが、良心的に書いてます。詩を書くほうが私は好きで小説は向きませんね。でも自伝的作品はこれからも書こうと思っています。
---2007/03/30 10:00追記---
はらだまさるさん有難うございます。わたしも自分が何もかも知り尽くせるかどうか、無理ですね。でも貴方はこれからに希望を持っておられるそれが何よりです。
---2007/03/30 10:09追記---

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