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光速を超える速度を見つけたよ君の背中を見送る夕べ

停電の夜のベランダきみがまた海を見たいと言ってくれたら

人は海から産まれないよ。もう夜だ、立ってても誰も上がって来ないよ。

引っ越す ....
あの人をスイッチとして両の目にうっすらひろがる海があったね




かぎりなく似ている場所に立っている人差し指のさす系統樹




ゆびとじのきれいなひとでワイシャ ....
忘れてはまた思い出す白い馬スノードームをわたしの冬よ


赤い鳥、涙する日も喜びもわたしに巣食う淋しささえも 


{ルビ現世=うつしよ}を壊すくらいに{ルビ濃青=こいあお}の翼が欲しい君 ....
誰だってしらないまちだ 下腹のいたみがぼくを支配している




甘い雨 いつかしぬのはこわいよね 傘の中では雨は降らない




花曇いつかわすれる苦しさを愛することがせ ....
特別な格好なんてしないでよ嘘にちかづくいちにちにしよう。


かいしきの合図はきみの欠伸です。へいしきの合図にはいちーず


先生さ、わたしがすきってゆったこと学年便りに書 ....
  いくたびかそのセーターは洗われて等しく縮みつつ仔へ還る

  特別な季節であったのだ少女らは毛糸の虜になって

 編み物をしている時間というものは、傍から見ていればただ退屈な時間であるかも ....
1ミリの誤解が胸を締め付ける(オトナになんかなりたくないよ) ブス女子が互いの顔を誉めるよに自称詩人は自称詩誉める ありきたりなことを言うけど疲れたりすることもだいじだと思うんだ

{引用=(そういうきみも)}ぼくはすきだったけどなあ、けっこうすきだったけどな、わるくなかったよ


離れたりする人もい ....
 

コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう


重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ


ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
静かなる独りのイヴをむかえおり部屋の冷気が骨をいたぶる


友人との今朝のメールで燃えるごみ無事に捨てたとイヴの報告


ほほ冷える耳が悴む指先が出るミトンして作歌の聖夜


いろい ....
まちがいを ただしくするなら あたためて ねむるりょうてを ひらいてみせて

うつむくの あきたらこんどは みあげるの きみはなんども うなずくように

あおいそら きんとひやして ふゆの ....
指先は頬をすべって触れてゆくやさしい風のような音楽


君の背に耳寄せて聴く森があるざわめき揺れる二人の愛も


黄昏に言葉を失い泣き濡れてモルフォ蝶飛ぶわたくしの夜


白い手にか ....
着ぐるみの人の世に生きて熊さんは今年定年なんだという 

嫁の半ばっちゴムが弛んで履き頃とゆずってもらって二年

2032年まで予約でいっぱい死に切れません団塊のひとは

親指赤切れてギタ ....
さくら花、いつか出会いを繰り返し君のひとみにこぼれるバラッド


花弁に触れてひかりは遠ざかるこのひとひらに惑うこころを


新緑の夜の涙になきぬれてまどろむ夢に風は滴る


いつか ....
When the world is mine...

火曜日は街の背中の見える丘でアルマゲドンをひとり待つ予定


タンポポを折った帰りは電柱を倒すべきという義務の問題


相対性理論 ....
衣 ミコさんの短歌おすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君の背中を見送る10首- 竹森短歌215-4-22
ぷらしぼめらんこりっく- 初谷むい短歌6*15-3-21
楽園- 石瀬琳々短歌3*15-3-19
ドロップスーサイド- 初谷むい短歌2*15-3-11
坂本竜馬は滅べ- 初谷むい短歌4*15-3-7
編み物にまつわるあれこれ- そらの珊 ...短歌9*15-2-25
1ミリの誤解が胸を締め付ける(オトナになんかなりたくないよ)- 北大路京 ...短歌315-1-31
自称詩人短歌1- 花形新次短歌1*15-1-25
そういうきみも- ゆうと短歌215-1-19
はじまりの星- 石田とわ短歌7*15-1-8
「春が一番好きだからです」_2014.12.24_(一二首)- もっぷ短歌3*14-12-24
オーロラカーテン、モノクロの- ゆうと短歌214-12-18
風のような音楽- 石瀬琳々短歌3*14-12-17
母八十二- たま短歌1114-12-5
バラッド- 石瀬琳々短歌3*14-6-24
世界が私のものだったころ- 由比良 ...短歌8*12-11-15

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