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流れゆく川のように
ゆっくりとした足取りの妖精達
昨日までの汲々とした世界から区別された聖性を掲げ
大地は誇り高く実りを告げる
冬の星座も宙高く
また来る聖夜には全てが始まる
すべての予感 ....
「大きなもみじ」
              木の若芽


いろんな木の葉が散り交じる
大きい葉 小さい葉 ぎざぎざの まるいの
一面にふりまかれた気取りない木の衣装の端切れ

  * ....
雨上がりの朝 音楽会は終わり あたりは拍手のように光っていた

──終演

濡れた落ち葉は閉じられた楽譜 土に還る日を待つのだろう

    ──静謐

鳥は何の疑問もなく冬へと向かう ....
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人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている

私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....
そんな事実まみれの話をしないで。


朝、光のふりそそぐ首都圏に溶けだしたチョコレートのせいで、つ
づいていく肥満児の行進。破綻した都市計画が描くメープルシロッ
プ、キャラメ ....
 わからないことがこれからももっと
 ふえていくんだろうな

ふりかえるとはなれたひとがちかづいて
こえをかけてくれた
はなしたいことがあったのとうちあけたら
あたたかさを ....
鏡像のように

ひびく睡蓮

あなたの瞼から

瞼へ


五時のサイレン

夢の瞼が剥がれ落ちる

記憶の海から疎外されて

現実に戻る


まだ
 ....
おねがいだからと子どもみたいな目をしていたよ
なつかしい気持ちがいいよって
身体が車を動かして外を走らせたから
ありがとうねありがとうねと
なんどもお礼の言葉をくれた

気にし ....
美しさがある見えない糸の整列にあるなら
その糸の端っこをちょっと引っ張ってみたい

その僅かなゆるみが美しさを引き立てるのだろうか

謎解きが残された人生が美しいように
言い切らない余韻も ....
同じ言葉でも

私が放つ言葉と

あなたが放つ言葉は違う

私が放つ言葉でも

時と場所でとても違う

しかし言葉は私に

それぞれ違う形や色を見せながら

少しずつゆっく ....
リーダーシップは肩凝りには効かないし
寧ろ肩が凝るのではないかと思うので
シップはシップでも
インドメタシン配合にしようと
思っている今日この頃
俺はリーダーだぜえなどと
鼻息荒いのは自己 ....
寄りそう栗の実は
獣の皮を着る生きものが身を隠しているようで

汚れた茶色が
人の暮らしを揶揄したようで

眺める

いつもどのようにすごしていますかの問いかけ言葉が

 ....
  しろいはな
  いろいろのは
  かれえだ
  すっぽりぬけたあな
  ねっこまでいなくなる
  とどかないおおきさと
  そそぐきもちが
  たりなかったんだね
   ....
いわれの無い 悲しみは
こどもの頃の 押入れの匂いがするから
布団のすきまに押しこんだ
この目は きっと赤

ともだち
と いう響きの電話の声が
「いまから 出かけない?」と ....
インベーダーゲームみたい。bang、それからshoot、戦うことしかでき
ないので自滅の最終章。これはきっと運命なのって、ブロックひとつ
壊して、はねかえるビームにやられた。コンティニュー ....
seniriさんの自由詩おすすめリスト(75)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀河- 杉原詠二 ...自由詩6*12-11-15
大きなもみじ- 木の若芽自由詩412-11-15
冬鳥- そらの珊 ...自由詩2012-11-15
人はみな心の中に花園を持っている- beebee自由詩27*12-11-12
不思議ちゃん無双- しもつき ...自由詩17*12-11-10
さよならにまえむきでいたいから- あろん自由詩312-11-9
境界膜- empty自由詩512-11-9
時のすれちがいに- あろん自由詩212-11-9
見分けるちから- 梅昆布茶自由詩2312-11-8
言葉を放つ- 灰泥軽茶自由詩7*12-11-7
大統領- 花形新次自由詩412-11-7
栗の実- あろん自由詩212-11-5
あとがき- あろん自由詩112-11-4
つじつまの虹- るるりら自由詩24+*12-9-12
きみが架空の主人公- しもつき ...自由詩25+12-8-26

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