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夢の中を彷徨っていた
泳げないはずの海の中
魚になって泳ぎ回る
深い深い海の底に
大切なものを落としたから
必ず見つけなければと
こころが焦る
もぐ ....
ぽっかり空いたこころの穴に
いつのまにか小さな庭ができ
そこに小さな花が咲きました
どこからか風に乗って
種が飛んできたのでしょう
知らない間に芽を出して
....
ふと見上げたら飛行機雲
白い線がまっすぐと伸びていく
空はこんなにも大きい
そして
ひとは
ちっぽけだ
泣いたり
笑ったり
大忙し
....
夜の空に大輪の花
あでやかに咲き
はかなく散る
まるで
恋のように
あんなに激しい花が
散り際は何故
あんなにも儚いのだろう
....
風呂上りの湯気の上がる体から
汗がしたたり落ちる
一日の想いを浄化するかのように
流れてゆけ
流れてゆけ
こころの疲れ
どろどろした想い
拭いても
拭いても
あとからあとから ....