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薄明るい午後2時の庭を眺めていた

晩秋のつめたい雨にしっとりと濡れた
あの黒い土は
触れたらどんなに気持ちがいいだろうか

熱いスープを口に含みながら
この景色はガラス越しだけれど
 ....
私の奥底で低く唸り続けるもの
情熱なんていう綺麗事ではない

誰かが約束を破ってあの実に口をつけた
その罪をいまこの身体が償っている
あのまま裸でいられたら幸せだったものを

黒く疼く情 ....
芦沢 恵さんのきりはらいをりさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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