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地上の灯りが胸を刺し魂は飛翔を続けて
まるで未知の惑星系を探索するように浮かんでいる

永劫の時の打痕と蓄熱された空間
斜めに切り取られた過去の累積をトリミングしてみる

太陽が眼に焼きつ ....
粘りついている私

張り付いて剥がれない

経験なんてなんだろう

一回性の事実


誰も愛せなくて

こころ焼き付いて

悲鳴はいまさらあげないが

次のことを思うんだ ....
人生という背景に流れる雑多な出来事が奏でる
輝いてやや重苦しいときには燃え上がり
それは言わば副旋律の舞踏

略奪者は戦利品の花嫁を娶る
血みどろの殺戮の季節のあとに
戦士はしなや ....
光を見つめる
自分のなかの
誰にも放てないもの

あなたからもらったものが
沢山たまっているんだもの

ゆっくりわらって欲しいんだいつもみたいに
そんなの問題じゃないから

あなた ....
適当に流さないで噛みしめること

爽やかにカリッとでもいいからとにかく流さないで

自分の実体験として受け止めたい

目を逸らさず血肉の経験となることを願って噛みしめるのだ


たと ....
僕たちは丘のうえのちいさな雲を思いだす
比企丘陵のなだらかな起伏のうえにそれはほっこり呼吸していた

風が窓辺を訪れて遥かな便りを伝えてゆくのだよ

荒川を挟んで大宮台地と対峙するかのように ....
零れ落ちる花弁を無碍に季節の風が運んでゆく

ちょっと絡めただけの指先が愛しくて

君の名前をそっと呼んで見る

僕は花盗人君の唇を奪うろくでなしさ

君にあずけたこころはいつか返して ....
止まらない世界は僕らを圧迫する
時間は切り刻まれて疲れている

それでも安息を求めてやまない魂は
慰安の色をさがす

世界を認識し感じるのはこの皮膚

本当は政治や経済で色分けされた世 ....
子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた

彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される

1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ....
僕たちは公平に接しているか

子供だというだけであるいはステイタスであなどったりはしていないか

フェアには美しいという意味もある

美しいものはおそらく作為もなく公平なのだ

ともす ....
中学時代休み時間に
座布団を手に巻いてボクシングの真似事をして遊んでいた

遊びとはいえけっこう幼い意地をかけて遊んでいたが
伊藤くんにはどうやっても勝てなかった

陸上部で細身で動体視力 ....
ショッピングセンターの駐車場でカレーパンと牛乳でお昼を済ました

なかなか家に帰れない

僕の家って本当は彼処じゃ無いんじゃあないのかなんてねときおり思うんだ

誰も待ってないし読まない新 ....
入道雲がたかく盛り上がっていた
あの丘の向こうにぼくらの夏がある

縁側にふたりならんでこしかけて西瓜を食べた

僕が種を飛ばすと君はぼくより遠くへとばそうと
おたふくみたいに頬ふくらまし ....
むやみに楽天しろって言っているのではない

誤解の無い様に

苦悩もかっこ良いが僕はNO天気な楽天を選ぶ

今日明日死ぬわけじゃなければ楽天してるほうがいい

多分死ぬ時も楽天してるか ....
まだ涙はあるか血は流れるか
何かを忘れてはいないか

誰かを犠牲にしてないか
驕ったつらしてないか
問う事を忘れていないか

ともすれば自分の痛みに埋没して
痛み分けを忘れてほうけてる ....
雲がちぎれて流れる

風はある気配をはらんでいる

君の瞳の中にある感情

配置とバランスが変わってゆく

静かなダイナミズムをもってものごとが動いてゆく


遠くで闇が切り裂か ....
もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする

妻や子供にもめいわくをかけた

でもいっぽん筋を通そうと思った

この年で


せめて残りの時間を拡散しない正しいもの ....
ご存知の方も多かろうが群青は泡沫恋歌さん主催の創作集団である。
メンバーは恋歌さんはじめ空の珊瑚さん木原東子さん為平澪さん十六夜KOKOさん等現フォの女流の粋を集めたまさに梁山泊である。
なかに映 ....
君の鳶色の瞳のなかの風は幾千の山河を超え海峡をわたり

誰かを愛し哀しみを孕んで僕のこころに届くのだ

君の襟足は短く切り揃えられまるで夏のひなたの匂いがした

南回帰線から君の便りが届く ....
気づき
ためらい
それは当然のこと

誰もそれをとがめない社会が
欲しいと思った

たちどまろうと
早足で歩こうと

いいんだあなたの姿で

ただそれに気づかない事だけが

 ....
定式はないが
生命としてはそんなはずれた生き方は出来ないはず

ちゃんと修正回路があるはず
だからそれが機能しないぐらいの生き方はしないが

生きるのだって美学がいると思うんだ
誰が認め ....
君は望遠鏡や顕微鏡を造る僕の会社の設計室に勤めていた

僕はある日君に恋した

それはけっこう素敵なことだった

会社の裏の独身寮のそばに総務の峯岸さんの貰ってきた柴犬の仔が三匹

彼 ....
戻れないこの道
君が手を降ったまま遠ざかってゆく
ちょっと哀しい眼をしていた
それは夕暮れだったからかもしれない

帰れない明日へ微笑みながら去っていったひと
風を抱いて走るよ何かの方 ....
君と同じ空を見上げたかったのだ

お雛様みたいに仲良くちんまりと並んでいるんだよ

桃の花だって咲いているし重箱には煮物バスケットにはサンドイッチ

おまけにスパークリングワインなんぞも冷 ....
なにものでもありはしないでもあるんだ
誰も好きになれないでも好き

二律背反が風のなかで舞う
とっても素敵な世界なんだそう
君の本来の色さえわすれそうさ

それでも走り続ける週末に向かっ ....
窓を開けると校長先生が欠伸をしていた

校庭ではポニーテールが僕に微笑んだ
片えくぼを連れて

まだ風は冷たかったが沢山の蕾が輝いていた

遠くの山では雪も消えはじめ
柔らかな表情へと ....
孤独と隣り合わせの自由

愛と背中合わせの孤独

無数の愛と自由と孤独が春の風に舞う

窓から望む 菜の花畑は 春霞

重ねた手の温もりは幾つかの時のかけらを記憶の襞から呼び覚まして
 ....
化石少年は砂岩の中にある海中生物の
痕跡に魅入られていた

数十万あるいは数百万年の時を経て
無名の海底生物の生きた証左が地の中の眠りから
主亡き痕跡という奇跡の造形のままよみがえる

 ....
人生は一瞬一瞬の光を増すための努力

最期は一筋の光となって空に流れればいいさ
僕は誰かに造られた

僕は何かを創るために生まれて来た

クリエイター

存分にRPGをかけまわるアバター

夜は長いし昼は退屈だ

たまには詩でもつくってみようか



 ....
夏美かをるさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(375)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の翼- 梅昆布茶自由詩1313-4-23
妄執- 梅昆布茶自由詩1613-4-21
主旋律- 梅昆布茶自由詩813-4-20
恐れを生きないで- 梅昆布茶自由詩1113-4-19
噛みしめる- 梅昆布茶自由詩913-4-18
丘のうえのちいさな雲- 梅昆布茶自由詩613-4-16
花盗人- 梅昆布茶自由詩813-4-15
感性の幹- 梅昆布茶自由詩913-4-14
道化師の秋- 梅昆布茶自由詩1313-4-13
フェアネス- 梅昆布茶自由詩1213-4-4
ボクサー- 梅昆布茶自由詩1113-4-3
からっぽの家には- 梅昆布茶自由詩16*13-4-2
ぼくらの夏- 梅昆布茶自由詩11*13-4-1
楽天主義のすすめ- 梅昆布茶自由詩513-3-31
もう一度孤独になる- 梅昆布茶自由詩13*13-3-30
暁の部族- 梅昆布茶自由詩1513-3-28
流れながら- 梅昆布茶自由詩1713-3-27
創作工房「群青」薄紅に染まりし夕暮れ・十六夜KOKO・帰って ...- 梅昆布茶散文(批評 ...11*13-3-26
瞳のなかのストーリー- 梅昆布茶自由詩1113-3-26
気づく- 梅昆布茶自由詩813-3-24
アバウト生きてゆく- 梅昆布茶自由詩613-3-24
恋を抱きしめよう- 梅昆布茶自由詩1213-3-21
分かれ道を- 梅昆布茶自由詩913-3-20
君と同じ色- 梅昆布茶自由詩18*13-3-18
風のなかの魔女- 梅昆布茶自由詩1213-3-17
13番目の春- 梅昆布茶自由詩1113-3-14
ほりでぃ_いん_まい_るーむ- 梅昆布茶自由詩16+13-3-10
サンドパイプ- 梅昆布茶自由詩1313-3-10
光芒- 梅昆布茶自由詩1213-3-8
クリエイチャー- 梅昆布茶自由詩613-3-3

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