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郷夢をみては
思いだします
あの千本の面差しよ
花灯りのちょうどいいころ
賑わいましたあの時を
思うだけで
還らぬ人がきて
帰りたいと思うのです
三日見ぬ間の桜でも
せめて
....
〜ふるさと〜
春の野に
陽はうらうらと
ささやかながら
何もかもが美しく
牛の声に
目覚めた少年が
松林に抱かれながら
走りました
小さな車両は
都会への夢をのせ
の ....
ふるさとに
おきゃんの香する
おもかげありて
おとさんが
「めんこい花だ」
といいました
きこえた声は
「いちばんを
心をこめて
うたいましたし
....
ひと目をひく
早乙女たちに
風が少しの春と
神の訪れを
知らせてくれて
おりました
群落の息の緒は
へその緒になり
ゆかしい おぼこが
踊りにひねもす
季節風
ぽっかぽっ ....
飯舘牛との
名にしを負い
寵愛を一心に
うけ育ち
達者でいてな
たくさんの仔を
こしらえてさと
苦楽を共にした
ふるさとに
見送られ
朝月夜には
麓にひろがる
果 ....
父旅立つ三日前
桜便りにまだ早い頃
桜みたいと
いう父に
大きな枝
届けてくれた人あり
啓翁桜…
病室と想う温度に
蕾ひらかれ
弥生そらから
香りたつのは
花 ....
アダージオ
アンダンテより
遅いのに
ラルゴより
速いという
あらわになった
濡れた首筋
板の上に
身をはべらせて
うつる鏡に
姿をみては
音の波に
....
古色まぶしい
郷愁の地に
歴史と風雨を
たえぬいて
今もなお
多くの涙が
あるのでしょう
子どもらは
幾つに
なりましたでしょうか
孤独に歩み
すすめたことも
....
傘をひろげましたら
夕べの余韻が
小指におちる滴に
とうていました
親をなくす
という意味を
青いろの空は
オリーブの葉を揺らし
春の息吹を
祝福しているようで
交代のしら ....
春野里
想いて旅立つ
あなたの命に
菜の花と
桜を散らして
ひとりで
寂しくないように
途中まで
一緒にいきましょう
あなたを想う
たくさんと
途中まで
一緒にいきましょう ....
花舞う春空のしたで
あの土手にねころんで
言ってだそうな
「とおちゃんが
だるまを買ってくれたから」
卒業だっぺ
青春の一番いい時をさ
絶望と生きぬくつらさで
こんなん長ぐ
よぐ ....
夏美かをるさんの黒木アンさんおすすめリスト
(41)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の森サクラ(福島富岡町)〜その瞳をみていたら〜より
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黒木アン
自由詩
3*
15-3-12
ふるさと〜その瞳をみていたら〜より
-
黒木アン
自由詩
2
15-3-11
大川小学校(石巻市)〜その瞳をみていたら〜より
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黒木アン
自由詩
8*
15-3-9
安波祭(福島県浪江町)〜その瞳をみていたら〜より
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黒木アン
自由詩
2*
15-3-8
飯館牛〜その瞳をみていたら〜より
-
黒木アン
自由詩
2*
15-3-7
桜の友へ
-
黒木アン
自由詩
4*
15-3-6
アダージオ
-
黒木アン
自由詩
4*
15-3-6
連詩〜とよよん様と〜「被災地を知らない私たち」
-
黒木アン
自由詩
8*
15-3-3
春雨の涙
-
黒木アン
自由詩
3
15-3-2
Thank_you
-
黒木アン
自由詩
4
15-2-28
双葉町ダルマ市〜その瞳をみていたら〜より
-
黒木アン
自由詩
2*
15-2-18
1
2
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