すべてのおすすめ
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
裏切られるたび疑い深くなる

そしてそんな依存はやめようと思う

溜め息を吸い込むようにして

他人のこころをからだに通してゆく

ちいさな自分に開き直りながら

そのなかに常住のこころを探している
託児所に息子を迎えに行くと新しく来たと思われるこどもにジロジロと見つめられた。

ぼくが肌の色のちがうアフリカ人だからだ。

コンビニの明かりに照らされたりしながらぼくは息子と家路をたどる。
 ....
冬も真剣

春も真剣

季節をまっとう出来たなら

勝ち負けなんてどうでも良い


きょうは季節の関ヶ原

天下分け目の大決戦

三寒四温の趨勢だから

春の勝利は分かっ ....
海は青く大きくて

波はいい波ま白い飛沫

海は暗く明るくて

分厚い意味も光り輝く

おーい海、海よ、

風化させじと俺は行く


惨事の爪痕

整えられて

風化させじ

と俺は行く

校舎の張替 ....
ガゼルは朝ライオンより早く起きなければならない

そうしなければライオンに食べられてしまうことを知っているから


ガゼルよ、走り出せ

ライオンよ、走り出せ

ぼくらよ、走り出せ
 ....
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ....
東の空のしたで彼女が孫と祈っている

彼女は自分のために祈ったことがない

だからぼくが代わりに祈り守ってゆく


同じ時間よ

それだけが

欲しかった

同じ空間よ

 ....
ファミレスを出ると

夜空に月を探していた

月明かりのそばで

いくつかの星が鳴いていた


車に乗り込み目を閉じた

あなたが眠る窓辺にも

秋の虫たちの鳴き声が

楽しく響いているだろう


フ ....
ねむい頭で

カーナビのテレビを見つめている

仕事のことを考えている

うまくゆくには?

そう考えている時点で

うまくいかないイメージに囚われている


だけどぼくは
 ....
ぎへいじさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さくらの野郎- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-3-20
常住のこころを- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-3-12
看取り(1)- 吉岡ペペ ...自由詩1613-2-11
節分の戦- 吉岡ペペ ...自由詩1313-2-3
海よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7*12-12-11
ぼくらよ、走り出せ- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-20
少年世界- 吉岡ペペ ...自由詩1812-10-12
彼女が孫と- 吉岡ペペ ...自由詩1212-10-10
いくつかの星と秋の虫たち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-10-8
孤独じゃないのに- 吉岡ペペ ...自由詩912-9-17

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する