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東京駅で(またもや)ぶつかりクソじじいにぶつかられて有楽町の駅まで吹っ飛んばされてる間にわたしの頭のなかに浮かんだのは(いまだに詩なんて書いてるからだよ)それから(有楽町でぶつかられたことはないな .... 自己中心的な意味合いでしかあなたはいきれないんだね。私は他者の中でしか生きていけないから。あなたと違うところは沢山あるけれど。誰かを利用してまで傷付ける方法しか取れないのなら。私は必要ないね?利用価値 .... 僕は死んでいるのかもしれない
電気はもう通らなくなってしまった
水はもう流れなくなってしまった
重力はもう働かなくなってしまった
僕が生きているということを君は証明できるかい
全てを破壊した ....
僕というのはパンダの着ぐるみだ。パンダなのか着ぐるみなのか人間なのか一切掴むことの出来ない形というのが僕だ。
       
 パンダは僕なんてお構い無しに人を殺しまくるんだきっと。僕には責任皆無 ....
あの頃 樹にもたれて 眠っていたきみを
切り裂いたのものは

きっと 誰かの作り話で
 仔猫が、お腹を空かせていたのだろう
という 事になっていて

なぜないているの
と  ....
{引用=𝘴𝘢𝘺𝘰𝘯𝘢𝘳𝘢、游ぐいきもの 透明な
さかなであることの等しさ

𝘱𝘭𝘢𝘯𝘬𝘵𝘰𝘯というのもいいかもしれない
水がないのに 𝘢𝘭𝘤𝘰𝘩𝘰𝘭を含むロに
  °

炭酸の泡が弾ける ....
けたたましく暖かくなってきていたここ数日であったが、夜明け前から雪になり、すでに10センチくらいの雪が積もった。

二月は、損しか生まない労働が日々を埋めた。

ここ何回かの休日は、除雪に明け ....
あれからまた百年がたち
わたしたちは まだ無知だった

岩とか、波とか
空とか
そういうもののほうが
まだ世界をよく知っていた

まえの百年にしてきたことを
ひとつずつなぞって
 ....
止まり木を探している

橋の上から
水面を眺めながら

欠け始めた月に
追い詰められながら

止まり木を探している

カフェの二階で
雑踏を読みながら

沈みかけた街に
 ....
あたし、詩脳と思った。
自由に込めた魂のロシアンルーレットで当てたい。
生まれた時から詩に始めている。

詩を味わうとゾクゾクする。
アドレナリンが放出されてナチュラルハイになるから、詩脳詩 ....
不登校になってから
しばらくの間、
洗濯物を干すことだけが
僕に与えられた役割で
ベランダだけが
世界との接触点だった

その頃、住んでいたのは
閑静な住宅地の古い一軒家
とはいえ借 ....
夜明け前の
ゆっくりと青くなっていく町で
会ったことがない人に恋していると
僕の意識も
やさしい光にそめられていくようです

僕は君が好きです
それがとても、嬉しい

真昼の
夏と ....
ぼうっと青い炎のなかを
歩いている気がする
すれ違った人と
来世でもすれ違う気がする

行ったことがない砂漠の
夜明け前と
同じくらい青い気がする
会ったことがないあなたの
髪の毛と ....
家の隣に大きな空港ができた
生活は少しずつ変わり
通勤が楽になった
夜明け、窓から手を伸ばすと
冷たい滑走路に触れることもできる
到着ロビーの雑踏の中
洗剤を買いに行ったきみの
 ....
とても土のにおいがする花壇で
先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた
お母さんは泣いてた
僕はまだ小学生で
マリーゴールドを眺めながら
図鑑で見た
花の構造を思い出していた
茎、がく ....
「あなたは 15歳の子供は こんな醜悪な場にふさわしくない
少なくともわたしはそれを知っている
もっと美しいものを受けるに値する」  
                 (ヤマシタトモコ『違国日 ....
九回二死走者なし
わたしは十七歳だった
バッターボックスで
晴れた外野ばかり見ていた
白線に囲まれて内と外は
確かにそこにあるのに
わたしを囲む輪郭は
ぼんやりとするだけで
虚 ....
日暮れとともに出港し
太平洋を南下する航路
フェリーの舷側が
海面を撫で
闇の中に小さな白波を立てる

夜半に目が覚め
風にあたろうと
デッキに出る扉を開き
手すりにもたれた
夜空 ....
他愛無い話をして笑い合った
そこが病室であることを忘れてくつろいだ
しかし血色の無い唇は落ち切った砂時計のようだった

帰る時
私の頭から爪先まで目に焼きつけようとする瞳が潤んで光っていた
 ....
今日もおばあちゃんと折り紙で鶴を折る
最初に三角に折るところから
おばあちゃんは折り方を忘れてつまづいてしまう
だからまた折り方を教える

だめだねえ
弱々しく笑うおばあちゃん

毎日 ....
この白い画面から
各々の人たちが夏の思い出に何色が入ってるかを見ている
あたりまえに過ごすこと 羨望で願望しかなかったこと
夏の思い出はすきじゃない

病棟へ出入りするぶ厚い自動ドアが、こど ....
気温は三十度を越えた午前九時
父は誰にも告げず、徒歩で家を出た
まっすぐな国道を四キロも歩いた末
暑さのせいか、何かに躓いたのか、転倒した

通りがかった人や周辺の住民が介抱してくれ、
一 ....
誰かが扉を叩くのが怖い
締め切って
薄暗い部屋に根を張る
眠る度に見る夢は
誰にも見せられない私
目は腫れて
湿った毛布を手放せない

黒い枝葉ばかりが育ってゆく

扉は叩かないで ....
電車に揺られ
意識はスマホの向こう
ふと周りを見渡せば
殆どの人は抜け殻のよう
みんなどこにいるのだろう


僕は仮想世界にいる時
ポジティブになれて
生きてる感じがする

肉体 ....
四角い画面越しに
ピアノの調べ
ギターの弦を弾く音
1/fに揺らぐ歌声

眠れぬ夜に
ブルーライトで照らした
頬をつたう涙が光る
ベッドの上で
体を小さく丸めて

眠れぬ夜に
 ....
なんてことない夜に
マンガみたいなことないかな
おもしろいことないかな とか

ああ。今がそこまでおもしろくないんだ、と
面白かったときを一瞬
思いだして反射する
もう落ち葉みたいに
 ....
つぎから
つぎに
つめを下にした
指が
降ってくる

ただしいことの
降灰
ただしくない欲は
ロケット花火

高層12000階のすみかに
移り住んでしまって
もどるには
地 ....
食べたもので人の身体は出来ています。
そんなことはいちいち考えずに
その日の風まかせで
献立を決めてきた

心は何で出来ているんだろう

手元が狂うのは永遠の一瞬
包丁の刃で切り落とし ....
シャッターの奥では、どんな夢を見ているのか。海も川も薄く、流れもゆるく凪いているように見えるのに。存在を消した爪の先までイバラ、締め上げて這いずり回る時の鎖を断ち切る。右寄りの心臓は判別不能な燈し火に .... 漂泊の時の彼方

  伏せられた栞

緑の草原に風が吹いている
樹木にもたれて読書している
きみは近づいて訊く

 「なにを読んでいるの」

雨粒は草地に落ちて雲間には嵐の予感がす ....
由比良 倖さんの自由詩おすすめリスト(97)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いまだに詩なんて書いてるからだよ- はるな自由詩1025-7-29
わたしわたしわたしわたし- 武下愛自由詩5*25-7-13
空洞- 若森自由詩7*25-6-14
PANDA- 若森自由詩5*25-5-19
to_iU- ryinx自由詩14*25-5-17
oyasumi- ryinx自由詩12*25-5-11
休日- 山人自由詩11*25-3-3
百年2- はるな自由詩625-1-29
止まり木- 夏井椋也自由詩17*24-10-9
あたし、詩脳と思った。- 自由詩8*24-9-17
ベランダ- 九十九空 ...自由詩524-9-13
僕は君に- 九十九空 ...自由詩424-9-13
青い、- 九十九空 ...自由詩524-9-11
到着ロビー- たもつ自由詩324-9-11
不登校- 九十九空 ...自由詩1224-9-10
理由- 九十九空 ...自由詩624-9-6
憧れ- たもつ自由詩324-9-5
青と碧- ヒロセマ ...自由詩13*24-8-31
最期の眼差し- 自由詩624-8-31
折り鶴- 自由詩724-8-15
しろく永い思い出- 唐草フウ自由詩11*24-8-5
遠足- ヒロセマ ...自由詩10*24-7-20
鬱屈- 自由詩424-7-19
SF- 自由詩624-7-13
眠れぬ夜に- 自由詩324-7-4
夜中と甘納豆- 唐草フウ自由詩8*24-6-18
雷のあと- 唐草フウ自由詩6*24-6-7
虹は出そうにないけど- そらの珊 ...自由詩15*24-6-6
allegory- あらい自由詩324-5-31
All_Things_Must_Pass- ryinx自由詩624-5-27

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