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栞の代わりに挟んでいたミルクをこぼして
僕らはどこまで読んだかわからなくなった
立春が来たことに気づかないまま
掃除を始めた人たちみたいに
ひどく狼狽えた気持ちになった
....
少年はカブトムシをつかまえた
兄が教えてくれた秘密の場所だった
早く少女に見せたくて走った
その頃、少女は黙祷をしていた
自分の汗が少し臭いと思った
生活というものは量であると
感じ始 ....
机さんのたもつさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
代理睡眠
-
たもつ
自由詩
9
13-2-27
ボーイ・ミーツ・ガール
-
たもつ
自由詩
14*
12-7-9
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