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折り鶴が一つ 夢の痕に置いてある
明日は飛んでいくに違いない
ほど羽根を広げて
まるで指先のように
僕を見つめた儘
記憶の皮膚をつついてる
*
網膜を行き過ぎる詩語硬直の行列
心は、始めから無い表情を隠し
意味は美を名目に犬となって瞑目する
――沈黙するロバの耳
灰色にずっと燃えている虫はかすかに
茜色の玉を胸に ....
わたしは、生まれた時 自分が実体であることに驚いた
おそらく 死ぬ時は 自分が幻であったことを知るだろう
睫毛に言った
「もう眠ったのかい?」
「いいえ」
答えた口唇は
一瞬も動かず
間を置いてから
「死んでいるの」
そう語っていた
もう何処にも生きている窓はなく
道も もう 死 ....
宣井龍人さんのハァモニィベルさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈リ鶴
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ハァモニ ...
自由詩
4*
17-1-25
_詩骸のソネット
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ハァモニ ...
自由詩
4*
14-9-7
始まりと終わり
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ハァモニ ...
自由詩
3*
14-9-5
Eyeと詩の間(はざま)で
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ハァモニ ...
自由詩
2*
14-8-26
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