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季節の車輪を転がしながら
時代の坂道下って降りて
さあ年の終わりと始まりのテープが切られました
あなたの目にはどんな時代が見えますか
世界は灰色にもバラ色にも染まります
....
友よ 教えてくれ
いったい何処へ行くのだろう
君とは長い付き合いだ
離れてはいても仲間たちと繋がり合っていた
私は決して孤独ではなかったが
すぐ側にいた君と親しくなるのに時間はかからなか ....
青く開いた空の深みから
一つ また一つ
無言の頷きのように
頬に
建物に
大地に寄せられる
ふわりと白い口づけ
それは
氷柱のように尖らせて行く
生ぬるい毎日の中で肥大した妄想を ....
国々は歴史というエスカレーターに乗って
ゆっくり 未来へ向かって登って行く
いつまでも いつまでも
赦すことのできない憎い後ろ姿が見える
煩わしい声に ふと 振り返ると
遠い過去から ....
小さな子供のやわらかな髪を
指でやさしく梳かすように
風は愛撫する
幼いころから見慣れている
名も知らぬ野の草花を
市営住宅が建ち並ぶ
隙間の小さな芝生の上
心地良さげに ....
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚
見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか
ひび割れた心象が決壊する時
....
休日には光の姿態に花を挿し
寝そべる背中に猫でも乗せて
二三冊の本にマスタードをたっぷり塗って
後ろ向きに釣り糸でも垂らしてみようか
古い音楽ばかりが飛行船となる場所で
とりとめのな ....
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
一刀両断!
スパッとやらせていただきました
中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ....
長年やってきた
自分というものを
衣服のようにスルスルっと
脱ぎ捨てられるなら
別の物語の主人公にも
なれるかもしれないが
すべてを新しくしたつもりでも
自分という本質は変わらない
....
こんもりと雪に覆われた朝
夢中でついばむすずめたちは
埋もれることもなく
枯草を折ることもない
だがまんまるの愛らしさは鋭い冷気への対抗
食糧不足は天敵も同じ
生きることは戦い
いの ....
冬の陽ざしは微笑みのよう
内にこもった人にさえ顔を上げさせる
たわわに実ったナナカマドの木の下を
赤いランドセルがかけてゆく
もしも私に娘がいたなら
こんな ....
るるりらさんのただのみきやさんおすすめリスト
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タイトル
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カテゴリ
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日付
2013年_新年に思うこと
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ただのみ ...
自由詩
24*
13-1-1
存在と錯誤
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ただのみ ...
自由詩
28*
12-12-5
冬に見つけられてしまうと
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ただのみ ...
自由詩
18*
12-12-1
エスカレーターを駆け下りようとする馬鹿なやつ
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ただのみ ...
自由詩
15*
12-10-1
夏のこどもたち
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ただのみ ...
自由詩
24*
12-7-24
心の向こうで絵を描いているあなたへ
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ただのみ ...
自由詩
36*
12-5-28
HOLIDAY
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ただのみ ...
自由詩
25*
12-4-29
マトリョーシカ
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ただのみ ...
自由詩
18*
12-4-3
新しい年も続きを生きる
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ただのみ ...
自由詩
10*
11-12-31
MISSION
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ただのみ ...
自由詩
32*
11-12-25
もしもわたしに娘がいたなら
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ただのみ ...
自由詩
7*
11-11-30
1
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