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12月ともなれば街はいやいやに浄化されて、今年楽しかったひとや哀しみに嗚咽したひと、苦しさからいまだに便秘気味なひとたち
」想定内に収まりますから と、わけのわからない押し売りの陰謀が一気に ....
【整形手術は進化したの会】
(きみは、 豊胸してるね)
)え、なんでわかるの?
(ヒトも動物だからね)
)今度脱毛するわ
全身脱毛よ
(眉毛もかい?)
)ばかね(笑)眉 ....
わたしの胸のなかにはいつも音楽が眠っていて
ときどき鼻くそに丸めてはオブラートに包んでほじくり出してもいるんだ 。
泣いても叫んでも、できない算盤で直角に叩かれ過ぎたから
毛筆は真っ直ぐ ....
小石には刻まれた文字がある
忘れられた形見
鯨の骨の穴三つ
祖父が死んだ日は知らない
祖母が死んだ日は少し悲しかった
花びらのなかに埋もれて
小粒の涙が乾くのも早かった
遠 ....
生きているのが不思議なくらい夢のなかに暮らしている
きみとぼくの距離がどれくらい離れているのかさえわからない
林道のわき道を行ったり来たりしながらも誰かに追いかけられている影はみえない  ....
わたしにたりないもの
てぶらでふろしきをたたむずぶといちえ

わたしにたりないもの
むさくいにほほえまないふせられたかるた

わたしにたりないもの
はきすてたことばを いつ ....
貝殻がそっと窓を開けた
午前四時の瑠璃
西の空見上げれば
遥か遠くから駆けてくる乙女たち
闇に燃えつきて
追いかければ風に消えた金の髪
凍りつくような蹄の音
(輝いた)視線に薄 ....
おとこになりたかった朝
帆は灼熱の陽を浴びて地平をあとにする
浚われる嵐のなか
深い足元の
秘密の入り口を手繰り寄せながら
画の空を目指す
幾千もの夢を乗せて

引き寄せる ....
(缶詰めか
砂が先かと
)猫を踏む 。




森のなか
(猫踏んじゃった
漁るひと
夕陽のみえる小さな丘には草が生い茂り
一日の終わりは黙ったままで座ってた
さっちゃんはスカートを抱えて後ろ向き
太郎は三つ葉をひとつ、ふたつとちぎりながら
ぼくは寝そべったまま消えか ....
アメリカ大陸を横断したいと言っていた
いまは富士の湖畔で眠っている 。
北西沿岸に辿りついたのは夢のなか
小さなトーテムポールを捧げよう 。
ピカピカに磨いたローズウッドのハンドルを握 ....
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ....
「玄関口の先で大きなムカデが踏み潰されて死んでいた 。醜いのですぐに埋めてやった。
」鉢を動かしたら出てきたので踏みつけて殺してやったのだと
母が言っていた。

久しぶりのお天気に布団 ....
きっと皴だらけになりながら手を洗うのでしょうね 。
季節は夏をまえにして夜を短く感じます。
一昨日紫陽花を植えかえました。
早すぎたのか、なんだかとても弱って見えます。
花びらを壊して ....
蜜を食べにおいでよ かすり傷 胸にしみる
凍える月
あいの奉仕、、巣愚、帰る(ケエル)旅なし
伊太利亜は、未来野(ミラノ)スカラ座の夜空にきらきらと、闇を照らす))
))びぃるとおぞ
ふるさとの声 ....
金曜日の夜
窓をそっとあけてタオルを干しました 。
墨色の空を見上げ
ねむれないのは星と僕だけだと、 知りました 。

遠く離れたあなたの淋しさを思うとき
冷たいコップの ....
具象抽象或いは送話
そして叙情
もうあなたに呼び掛けるのは止めよう
ことばに頼らない詩
いま 宇宙に語りかける
新たな結晶の始まり
わたしだけの ことばを
生まれた時代がわるかったって
なぁ兄弟
俺たちだって居場所ぐらいあるさ
おい
身構えていろよ
不幸者の足音がする
次の霜まで
生きてやろうぜ
なあ
(おはよう
って
ひさしぶり(ね
)生き生きと
朝から こえがする
から
新しい色
探しにきた

街へ
(ね
モカをすすり
なにを
する) 今日の  ....
宝石はその身を飾る呪術
栄華に輝いた英国王室
女王ヴィクトリア
彩られた装飾品の数々
世界に君臨する 黄金のティアラ
真珠にダイヤモンド
金銀に縁取られたネックレス/ ブローチ
エメ ....
アスファルト
通りすぎた
西風に

砂は覚えている

眠る
この夏の足跡

輝いた
ピーチパラソル

君がひとつ大人になれば
またおいでよ

ささやきながら

 ....
無口な風に誘われて

ろんど

昔誰かいたの
追憶の匂いがする


じっと見つめたまま

ゆらゆらと胡蝶が舞います

広い世界とはうらはらに

わたし
暢気なお庭で遊 ....
亀はじっとして動かない
僕は固い甲羅になった亀の両脇を片手でおそるおそる上から掴み上げると
道路脇の川へ下りてゆき逃がしてやりました 。
亀は うれしかったのか 哀しかったのか
目には涙に濡れ ....
キャンプ場の近くを車で走っていたら20センチくらいの亀が道路をえっちらほっちらと横切っていました。
僕が車を止めて近づくと、亀は首や手足を引っ込めたまま
動かなくなりました 。

このままでは ....



面影に
蝋燭が淡く
拾う貝殻は
潮に消された
砂浜にねむる白ユリ
風に剥がされ
おちた
化粧箱の螺鈿
あなたは
アルバムのなかで微笑む
ちぎれた月の真珠
少 ....
居酒屋で
マラカス代わりに腰ふってオモチャのチャチャチャ

はぁ〜あ
るるりらさんのアラガイsさんおすすめリスト(87)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虹いろの彼方へ- アラガイ ...自由詩7+*11-12-12
整形手術- アラガイ ...自由詩4*11-12-1
への字も- アラガイ ...自由詩2*11-11-24
化石- アラガイ ...自由詩10*11-11-2
たとえばレモンのなかでよみがえるならば- アラガイ ...自由詩2*11-11-1
くにのかたち- アラガイ ...自由詩5*11-10-7
Venus- アラガイ ...自由詩4*11-9-29
うみへ- アラガイ ...自由詩2*11-9-15
お世話さま- アラガイ ...川柳2*11-9-8
とれもろ- アラガイ ...自由詩5*11-8-22
メモリーズ- アラガイ ...自由詩6*11-6-22
趣歴表- アラガイ ...自由詩10*11-6-9
百足- アラガイ ...自由詩6*11-5-25
洗い流すひと- アラガイ ...自由詩5*11-5-23
おいでよ- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-4-13
どぶ板に挟まった、蛙(る)と- アラガイ ...自由詩4*11-1-17
遠_聲- アラガイ ...自由詩7+*10-12-18
ことばにならない詩- アラガイ ...自由詩5*10-10-14
ならず者- アラガイ ...携帯写真+ ...4*10-10-10
- アラガイ ...携帯写真+ ...1*10-10-10
ヴィクトリアン・ジュエリーによせて- アラガイ ...携帯写真+ ...2*10-10-7
夏の面影- アラガイ ...携帯写真+ ...8*10-10-7
幻窓- アラガイ ...携帯写真+ ...7*10-10-5
亀_‥‥_続き- アラガイ ...携帯写真+ ...6*10-9-30
- アラガイ ...携帯写真+ ...3*10-9-30
白蝶貝- アラガイ ...自由詩7*10-9-18
オモチャかぼちゃ- アラガイ ...携帯写真+ ...1*10-9-16

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