雨あめふれふれ
傘ひとつで
遊べるこどもたち

うつむいて歩く子は
全身できいている
気にしてる

車内の私に
なにもできることはない
雨にまかせて
通りすぎるだけ

雨あめ ....
花の中を歩いていると
僕自身花になったような気がする
それ自身、素晴らしく咲き誇っていて
僕自身もそれらのように
ごく自然に歩みを飛ばす
車の騒音や人いきれの中でも 僕は
見えない花と一緒 ....
私は恵まれている

幼年期は暖かく程よく湿った腐葉土にくるまれて夢を見て過ごした
夢を見るのに飽きた頃には頭の上から冷たい水が落ちてきて目が覚めた

大きく伸びをすると私を守っていた殻が割れ ....
関係なんて
関係なく

あなたにとって
大事な人がいれば
それは宝で

あなたのことを
大事といってくれるなら
それは希望で

関係なんて
関係なく

それはもうすでに
 ....
わたしたちはFEEDされている。

生きるには時間が経ちすぎている、
絶望は希望よりもすこしだけ早く感染する、
いるといないの合間を貪る猫。
不自由で浴びる、
嘘を吐くときは好きではないが ....
あぁ全てのひとは 
透きとほったぜんまいを背中に巻かれて 
晩夏に樹からぽてっと落ちる 
あの蝉に似ています 

(宇宙の銀河の果てから観れば 
 ひとの百年は一瞬です・・・) 

あ ....
嫉妬という言葉を 
あなたは教えてくれた 
無防備に眠る 
あなたが憎らしい 
そっと首に 
両手をかける 
胸の奥で 
ちろちろと燃える炎 
このまま力をいれたら 
あなた ....
参考資料の提出があった
瑣末な誤字脱字が散見された
作図と細則の改正が必要と思われた
差額についての催促を済ませて
採光のためにブラインドを開ける
サッカー場の方が
先ほどから騒が ....
あたたかい湯船につかると いつも思う

貴方が一生懸命 働いてくれているからと

 感謝の湯にふやけるまで 愛情に浸る

一緒に嫁いだネコも 
今では 貴方のお膝の上が お気に入り

 ....
群れるなよ
青空が
桜にささやいて

とりもつはずの太陽は
笑うだけ
雲を浮かばせながら

だれかの影も
立ち止まっている
でも
またあるきだす

たくさんの花びらが
祝福 ....
コトバは音声と意味を結びつけるしくみの総体である
コトバの本質は意味を伝達する道具

それはぼくの頭の中の愛という概念を体の生理的機能にしたがい
aiという2音素の物理的波動に変換してきみの鼓 ....
おいおいそんなに簡単に
孤独になりたいなんて言うなよ
孤独はそんなに親切じゃないぜ
きみが想う程やさしくもないぜ

きみは親しくつきあえると想っている様だけど
孤独にだってね 選ぶ権利はあ ....
バスタブからあがった
ブロッコリーが塩と胡椒で
身支度を整えている頃

次から次へと切り出された
キュウリの楕円形の
車輪は朝日を照り返して

クロゼットからはがされた
レタスが ....
昨夜の雨が
嘘のように
駅に続く舗道は
朝の光を浴び
キラキラしている

寝過ごして
少し遅刻気味
急ぎ足の僕

10分程歩くと
カーブの先に
いつものように
駅が見えてきた ....

あなたは樹木
草原に立ち
両手を広げ


あなたはグラス
降り注ぐ声を
すべて 
受け止め


あなたは交差点
別々の人生が
いつしか
ひとつに


ひら ....
「旅人よ
うしろには
できたばかりの
道がある」

道はあるけれど
道は何も語らない
歩いてきた道を
ふり返って見つめたりはしない
つぎの一歩をふみだすたびに
その前の一歩は
 ....
満開の桜並木は異空間の美しさ
何故、永遠にこの時が続かないのだろう

散るから美しい
誰もが言う言葉
この桜色の空間の中では
無意味に聞こえる


墓参りをする人の横では
花見を楽 ....
ひとだすけ
しようとしては
じぶんをたすけている

たにんをたすけようなんて
おもわないほうがいい

じぶんだって
たすけるべきひとなのだ

ひとはだれでも
じぶんと ....
選挙ポスターよりも汚い笑顔が

関係の瓦解を抑制している。

政治家よりも鍛錬された二枚舌が

関係の発展を望んでいる。

僕は不安の集積所にて

自分を隠して生きている。

 ....
幸せは保存できない
冷蔵庫の中にあるやつは
消化され、忌まれるうんちになる
おしゃれな洋食屋さんで食べるハンバーグは幸せだが
その幸せは、家には帰る頃にはなくなってるから
たいしたやつではな ....
なああんた。
私を舐めてるだろう。
なんで舐めてるんだ。
怒ってない。
ただ知りたい。
私のどこがきにくわない。
あんたのどこにひっかかった。

私はあんたが知りたいんだ ....
ある番組で繁華街の
酔っぱらいにインタビューを
すると云うコーナーがあった

あるほろ酔いのサラリーマンが
インタビューを受け
こう答えていた

『オレ、元気やろ、元気やろ』
 イン ....
            疲れちまったと吐き捨てて
            ビールをあおり
            憂さを晴らせるうちはいい
            吐き出す言葉す ....
変えよう、昨日まで濁っていた空気を 
変わろう、まあたらしい明日を演じる役者へ 

昔の僕は、めんどうくさいと思っていた 
今の僕は、仲間と一つになってゆこうと思う 

3・31という日付 ....
           人のまばらな駅のホームで
           うなじが捉えた陽だまりは
           やさしいまでに背を撫でる
           電車がくるまでに ....
ぽっかりとあいた満月
掌をむけて撫でるように
まわしていくと

桜のつぼみが
勢いよく
ぽんぽん弾けて
噴く噴くよ

夜空にたくさん
打ち上げられた
桜の花びらは
凱旋を祝うパ ....
なにも考えずに
いや、なんにも考えることができずに

夜の歓楽街をぶらぶら歩いていると
道の端っこ
下水道のコンクリートから
白い泡が溢れだしており
近づいてみると
ぬくっと泡の中から ....
言葉の羅列

ふざけた言い回し
そんなもので誤魔化していい気になってる

そいつの名前は思い上がり


私の心に巣食って
私の心を食い尽くす


いつか、お前を越えていく
そ ....
音は空気を通過するだけで屈折する
光は水を通過するだけで屈折する
事実は脳髄を通過するだけで屈折する

視た
聴いた
嗅いだ
触った

経験という名の感覚の残滓は
時間を刻むことも ....
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くそったれ と みそっかす


人生の不合理にコトバをあげよう

こんにちは Mr.鼻くそ野郎


そして人生の幸せに涙をあげよう ....
mmさんのおすすめリスト(85)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の歩道- 朧月自由詩512-4-13
見えない花- yamadahifumi自由詩412-4-13
桜物語- たにい自由詩512-4-13
桜関係- 朧月自由詩512-4-13
ふりそそぐ- はるな自由詩9*12-4-13
夢の惑星_- 服部 剛自由詩812-4-12
虹色ポエム- RT自由詩812-4-12
サマータイム- たもつ自由詩612-4-12
感謝の湯- 朝焼彩茜 ...自由詩9*12-4-12
青と白- 朧月自由詩412-4-12
aiという音素- 梅昆布茶自由詩1812-4-11
礼儀作法- HAL自由詩8*12-4-11
サラダヶ丘七丁目- nonya自由詩25*12-4-11
続行- 和田カマ ...自由詩2*12-4-11
- umineko自由詩23*12-4-11
- シホ.N自由詩512-4-11
- 無限上昇 ...自由詩912-4-10
人助け- 小川 葉自由詩612-4-10
- Utatane/Nayu ...自由詩2+12-4-10
だから歩いていくんだね- 中川達矢自由詩712-4-10
あんたへ- 田園自由詩6*12-4-10
街頭インタビュー- HAL自由詩7*12-4-10
残骸を投げ捨てろ- 石田とわ自由詩7*12-4-9
空の銃声_- 服部 剛自由詩2*12-4-9
陽だまり- 石田とわ自由詩8*12-4-9
桜の蕾が噴く噴くよ- 灰泥軽茶自由詩8*12-4-8
雑居ビル地下一階- 灰泥軽茶自由詩11*12-4-8
思い上がり- 無限上昇 ...自由詩312-4-7
無知- ……とあ ...自由詩12*12-4-5
くそったれ_と_みそっかす_/_強風にさまよえる旅人よりの言 ...- beebee自由詩23*12-4-4

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