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うつ伏せに寝ていると
今日はたまたま息子さんが居て
こっちへやってきて髪をさわる
中国語の心地良い抑揚
髪の匂いがいいよとお母さんに言ったらしい

色々なマッサージや整体を経てここにやって ....
時が雨として降りしきる

そして時から隔離された部屋の中で僕はぼんやりと外を眺めている

細やかな粒として

時は風に吹かれて舞う

時計は動かない

時は全て雨になってしまったか ....
去年ドイツで桜の秘密を知ってしまった

あれからはじめての春

さくらには興味などなくなってしまった

もう脳をだませなくなってしまったのだ

あれからはじめての春

桜、あれはた ....
女というものは
化粧を落とした顔がすっかり輪郭を失っている
写真の中では既に
枯れ傷んだ花弁のように色褪せて
寝室の鏡に映る素顔は男の目に見せられない

女というものは
安物スーツにハイ ....
みあげるとさかさまのさかなたちが
季節をひらべったく塗りたくっている
きみの手はつめたい
永遠になんども触れたよう
わずかずつの永遠をつみかさねて
一瞬へむかう魚たちのよう
オイラがガキの頃
教育テレビ
今はなんだ
ETVとか言うのか?
なんじゃ、そりゃ!
ま、そこはいっか
はたらくおじさんって
番組やってたんだけど
この現代日本で
復刻するなら
どう ....
カラダが良ければ
顔は目だし帽でも
被って
対応することは
可能でしょうが
パイオツもケツも
取り立てて
魅力はないとなると
もうこれは
言葉に頼らざるを得ない
そりゃ当然ですな
 ....
小一時間の散歩

誰かが
今日は降ったり止んだりと
言っていたのに

そのままふらふらしてたら
どしゃぶりのずぶぬれ

雨がぱらぱら
なんてこたあないさと
ふんふん歩いてたら
 ....
どうしようもない憎しみが突然湧きだす日がある。強く烈しく悲しく深刻に。誰かが私を使って、人がどれだけ人を憎めるのか試すかのように。夫を。姉を。母を。父を。子を。私は憎む。何故か。血や生活が近ければ近い .... 亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
何もなくても光が

降り注いでいた日々を思い返す

傍らでいつも咲いていた笑顔

徐々に枯らしてしまっていることにも気づかなかった







1 ....
常に悩む
優しさと
暴力の間で
人間の存在意義が
優しさと暴力の
間で漂うならば
何と悲しいだろう
私は信じたい
人間が優しさを
一つの信念として
暴力を凌駕すると
君たちに質問 ....
        



        まるで山間をながれゆく
        せせらぎのような人でした
        からだは一滴の雨粒で成っており
        どこまでも沁み入 ....
        あおい空の向こう側
        彼岸のかなたに届くまで
        大きく大きく手をふって
        元気です、と
        あなたにすべて ....
ブランコを欲しがったのは私
それを父にせがんだかどうかはおぼえていない

どうだ こんな大きなブランコ
どこにも見たことないだろう

校庭にあるブランコよりも
はるかに高い木の柱と
長 ....
?

君に戦場で会ったなら
私は君を殺すだろう
そして首をかしげるだろう
君は一体、何者だったのだろうかと

私達を敵と味方に分けたのは
一体なんだったのだ ....
人が人を検閲することはできない
それはいちばん姑息な魂だから

人は人を弾圧することはできない
それは怯懦の表明に過ぎない

それらを振り払った魂のあり方こそ自由の別名だとおもうのだ

 ....
ムカッと腹が立った時
握りしめる その拳
そいつで一発殴っていいですか?

ゴミ出しルールを守らない
近所の主婦
どうして生ゴミの中に
プラッチックと缶を混ぜるのよ

だから違反ゴミ ....
人を責めるなんてきもちわるい
なのに時々夢中になってしまう
きもちわるがりながら
おぼれてしまう

自分をも責めながら
だれかのせいにせずにはいられない

きっと理由がいるのだ
生き ....
デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
資本論を乗り越えて

僕らは何処へゆこうとしているのだろう

勿論資本主義の終末では無いはずだ

文学は世の仕組みを超えて生き続ける

音楽もしかりだろう

もうプロレタリアートと ....
彼の人間性を疑う者が居るなら

架空の人間性に堕すが良い

享受出来るあらゆるを捨て

歩みを成した偉人の言葉は

あらゆる仮想的な神を凌ぐ

マーヤ婦人が命をかけて

産んだ ....
「人を愛するということと 人に合わせるということは 多分 全く別のことだ」

「空気を読もうとするのは いい加減やめにして
 空気を 創り出してみたらどうだい?  」
人間の脂肪を燃料にして
走る自動車が開発されたら
きっと
デブ狩りが始まる

俺は
追われる身だ
万華鏡で迷子になっている 明けない夜をいく私のマカロニウェスタンヒーロー
早打ちガンマンが撃ち抜くもの
それは傷の在り処
痛みの訳を知らしめる

明けないままに夜を行く私のアウトロースター
孤独なハリーが愛するもの ....
朝凪の浜に降り立ってみると
詩が
たくさん打ち上げられていた
、それらには
誰にでも読めるようなカタチで

と書いてあった

それぞれに棘だとか
ウィルスだとか
病原菌だとか
 ....
手品披露のための合コンなのか 子供が育ってくると
この世に未練がなくなっていく
休日は外食したいとか
趣味をまたはじめたいとか
生きてるうちに
一度は海外に行きたいなとか
昔あったはずの欲望が
次第に枯れ ....
余った春巻を
翌日甘辛い出汁で
サッと煮て
溶き玉子でとじて
熱々ご飯にのせて
最後に
三つ葉かなんかを
散らせば
これが
世界が終わるんじゃないかと
思うぐらい
美味でさ
哭翁さんの自由詩おすすめリスト(243)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
中国整体院- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-24
時の雨- 一般詩人 ...自由詩9*13-3-29
桜の秘密- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
誰が食わせてやってるんだ式- salco自由詩10+*13-3-22
さかさま- はるな自由詩813-3-21
はたらかないおじさん- 花形新次自由詩513-3-20
隠しきれない- 花形新次自由詩213-3-14
ざんざん降り- 灰泥軽茶自由詩6*13-3-14
春疾風- 月形半分 ...自由詩413-3-14
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩34*13-3-8
猫背道- komasen333自由詩4*13-3-8
人間失格が優しさ意味しているだろうか- ドクダミ ...自由詩7*13-3-8
せせらぎと雨音と春の嵐- 石田とわ自由詩8+*13-3-2
あおい空が目に沁みて- 石田とわ自由詩12*13-2-25
父のブランコ- Lucy自由詩23+*13-2-21
君に戦場で会ったなら- まーつん自由詩14*13-2-15
検閲者- 梅昆布茶自由詩1313-2-14
【_一発殴っていいですか?_】- 泡沫恋歌自由詩15+*13-2-13
後悔の指- 朧月自由詩313-2-11
人間発電所- 花形新次自由詩413-2-11
資本論を超えて- 梅昆布茶自由詩10*13-2-10
ブッダ- ドクダミ ...自由詩4*13-2-8
ランダムな独り言_1- まーつん自由詩9*13-2-7
人間自動車- 花形新次自由詩413-2-7
万華鏡で迷子になっている- 北大路京 ...自由詩713-2-7
クリント・イーストウッド- 月形半分 ...自由詩3+13-1-31
- もっぷ自由詩813-1-30
手品披露のための合コンなのか- 北大路京 ...自由詩313-1-30
命のリレー- 小川 葉自由詩14*13-1-29
ハルマキドン- 花形新次自由詩1213-1-25

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