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図鑑から拾い出したらさみしさの集まりみたいホモ・サピエンス


鈴鹿でさ、熱気球がちりぢりに空に別れていくのをみようよ


ピアニカに人工呼吸を施してでたらめな人の怒りをみてた


 ....
渦の中うまれてきたの(かたつむり)シとドの間の宇宙をみてた


世界地図の片隅でそっと競い合うかたつむり(鍵は海に落とした)


両耳に飼っていたかたつむりたちを探しています連らくください ....
絶対に敵わないと思ったら
そこに誰かを置きなさい
戻ってきても
逃げなさい
ベランダに並んだ鉢植 ベッドにはただしく冷えた子どもがふたり 自分とはぜんぜん似ていないものを あつめて暮らす 花とか夢とか 白雪に赤い水飴垂らす頃 あの子は少女と呼ばれていたか




目の前を振り子がとおる 催眠を 迂闊に噛んではいけない指が




灰皿の上に広がる砂景色 嬉しかったね、呼吸すること ....
抜けられぬ肌いちまいも超えられず「苦しい」と笑う夏 午前二時 みず玉の瓶のむこうの夕立と 風をとおした君の目元と

君は右僕は左を濡らしつつ ちいさな傘をでようとはせず

ためいきを午睡の風に結び付け生温いまま季節交わる

水溜りにかがんだ君のう ....
ひだまりに さらされてゆく くちびると 動けずにいる ぼくの両足
青土よしさんの短歌おすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホスピタル・サーキット- ことこ短歌7*12-10-17
桜のようにきえるだけだね- ことこ短歌1012-10-3
>にげる- mizunomadoka短歌112-3-4
鉢植- はるな短歌311-12-14
生活- はるな短歌611-7-10
sorekkiri- 佐藤真夏短歌10*11-1-4
熱帯夜- はるな短歌210-7-23
スカート- はるな短歌510-7-9
はつ恋- はるな短歌710-3-21

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