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大きな帽子を被ったまま
月を背中に立っている

これといって悲しいことがないのに
乾いた瞳から涙が零れた
なあんにもない空っぽの現在(いま)で
船のように揺られている

ここから一歩も ....
高原漣さんの春仙さんおすすめリスト(1)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とおりいっぺんの涙- 春仙自由詩7*12-4-13

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