つまさき立ちで

小鳥を真似て

高い空に知らしめす

両手を広げ

澄んだ少年の瞳で
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように

かなしいとか
なみだとか
そんなも ....
たぶん僕は



きみのこと、嫌いじゃないんだ。
なんの因果か
この不自由なカラダは
ココロは

のそりとやってきた
黒い大きな影にぺろりと呑み込まれ
身動きできない

あたたかいことばはどこへ行った?

カラダの中で
カタチに ....
いとしいひとよ

顔が見えずとも

声がきこえずとも

跡形がなくなったとしても

あなたはわたしの

いとしいひとです

季節外れの花を見て

桜の下のあなたをおもう
 ....
ずっと
ずっと
あんたの影を引きずっていた

心は一番側に居たから
ことばとか
なんとか
もっと
できたことがあったような気がして

失ったことの悲しみと苦しみを
たくさんたくさん味わった

あんたの ....
月が好き。

満月も 半月も 三日月も。

どれも好きなんだ。

あぁ、そうだ。

いつか月に行こうじゃないか。
鳥居さん あなたの下を くぐったら
新しい道 見えますか
名前入りの口紅があるんだって

彼女の憧れのスター
ふっと 話し掛けると

知ってる と 真剣にみる

友達が注文するって 言うと
お願いだから私のぶんも と 
一緒にすることにした ....
きみの帰りを待ちわびて


雨に煙ったアスファルト
ずぅっと先に目をこらす


きみと遊んだ
ねこじゃらし

今日は
つん と 雨の匂い

ボクのひげにも
雨の匂い
あの頃、君に告げられなかったことを今


 ***


ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ



ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
{引用=私イコール作者だと信じる純朴な読者は、読むな。}


夫のいびきが隣の寝室から聞こえる
ここは私の部屋で ここにあるのは私の取り分
大きな書棚 たくさんの本 オカリナ ちゃちな顕 ....
入院してる友達のために折ってるのと
その子はちょっと淋しそうに

鶴を折っていました

それを手伝おうと
わたしも折ったのですが
できあがった鶴の
羽を広げようとしたとき

その子 ....
なーんも、やる気せんわー。



俺もー。

俺もー。

俺もー。

俺もー。
とても淋しい人と会って
とても淋しい話をした
とても淋しい店でした食事は
そこそこに美味しかった
それからとても淋しい歌を歌って
とても淋しいさよならをした
目の高さで手を振ると
そ ....
風鈴

縁側に転がる西瓜
金魚鉢に氷

染の団扇に
夕涼みの風に揺れる簾
懐かしいキミの裸足

髪を結い上げる細い指
藍の浴衣に紅い帯
藤の枕でうたた寝の
遠く聞こえる祭太鼓に ....
涙をこらえて

壊れかけたつり橋を

ひとりで渡ろう

そうしないと

僕は前に進めない

涙をこらえて

激流を渡ろう

そうしないと

僕は君の幻から離れられない
 ....
センレツナ

キオクダケヲノコシテ

キエテシマイタイ
今日家で、はじめて傷を負った
そして、傷を負ったまま学校にいった

あたしにとって学校も家もストレスがたまる場所なの
あたしの安らぐ場所っていったいどこなんだろう
探すのももう、いやになっち ....
ないほう

している

いたみ

ばりん ばりんって

おとがする



このいたみは

ぼくを

すこしだけ

おおきくして


そのうち

 ....
隙間ではなく透間
あたたと私の間にできた谷
風が吹くわけでも雨が流れるわけでもなく
ただ谷が泣いてる
漣の痕の残る崖に蒸留塔が押し寄せている リンと
鈴の音鳴るやうな
シャンと
玻璃の砕けるやうな
ピンと
水の凍るやうな

切なく淡き
音に誘はれ
我が魂は迷ひ出で
我が魄は舞ひ出づる

    リン
    シャン ....
才能を 賭けてみるのよ 色メガネ ほんじつ
ちかりょこうへ
ごどうこうさせて
いただきます
ガイドです
よろしく
おねがいいたします
みなさまと
おもいでに
なるような
りょこうに
したいと
おもっておりま ....
ゆうやけ こやけ あかねいろ

かごめかごめの こどものわ

ながく のびてく かげのかず

なんだか ひとつ おおいみたい

なんだか ひとり おおいみたい

みんな しってる  ....
歓びも悲しみも。
痛みも憐れみも。
お前が美しいから喰らう。

これは死なざる罪。
魂に刻み込まれた、死なざる罪。

喰らえ。喰らえ。喰らえ。
顎を鳴らし喰らえ。
そして ....
いつからだろう
寂しいと言えなくなった

そっと隠れて溜息をつき
全てを覆い隠してしまう
そんな技を
覚えたくなんかなかった

大丈夫よって笑顔
幸せだよって笑顔

これが仮面と ....
母方の祖母の雪江さんは
70歳くらいでガンで死んで
お通夜の次の日に突然生き返った

その時なぜか僕1人しかいなくて
雪江さんは自分の死化粧を見て
「えらい別嬪さんやなぁ」となぜか ....
昨日、彼に体重がばれた。
今までずっと秘密にしていたのに。

泣きそうになる私に彼がくれた言葉。


「キミがもし、普通の女の子より
 10?体重が多いと嘆くなら
 それは見当違いだよ ....
智之さんのおすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
口笛- LEO携帯写真+ ...10*06-5-6
僕たちはいつも独りで- いとう未詩・独白3205-11-9
無題- smorzando携帯写真+ ...4*05-11-7
崩壊の予感- きっこ自由詩105-10-20
いとしいひとよ- 逢坂桜携帯写真+ ...5*05-10-18
空にいる親友へ- きっこ携帯写真+ ...505-10-17
- 依玖侘  ...未詩・独白5*05-10-16
鳥居さん- ホソミシ ...携帯写真+ ...1*05-9-29
かわいいひと- 砂木自由詩9*05-9-17
わが輩は猫である- LEO携帯写真+ ...10*05-9-3
君に宛てて- Monk未詩・独白187+*05-8-29
鏡を割りたくなるわけ- 佐々宝砂自由詩15*05-7-16
千羽鶴- ベンジャ ...自由詩68*05-7-3
あぢー- 携帯写真+ ...2005-6-30
淋しい人- たもつ自由詩4004-10-26
懐夏- mac自由詩3*04-7-16
★98_ナミダ- 貴水 水 ...自由詩704-7-14
深夏- 有邑空玖携帯写真+ ...9*04-7-13
無題- 翠茜自由詩104-7-13
みらい_の_はなうた_- 玉兎自由詩5*04-7-13
すき間- アサミヤ ...自由詩104-7-12
三渓園にて- 片野晃司携帯写真+ ...1*04-7-7
銀河の果つる音- 斗宿自由詩9*04-7-7
_- けらまご川柳204-7-7
へんてこ_りょこう- 玉兎自由詩9*04-7-7
ざしきわらし- こむ自由詩7*04-7-6
「Eat_The_Moon._-_月を喰らう。_-_」- PULL.自由詩204-7-6
「_質問_2_」- 椎名自由詩3*04-7-5
雪江さん- いとう未詩・独白3804-7-2
優しいキミへ- さくらい ...自由詩304-6-17

Home