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雨が濡らす新緑の並木道
歩道を楽しげに歩く老婆と中年の女性
一つ傘の下まるで恋人のように腕を組み
女性は老婆の顔をのぞき
満面の笑みを浮かべて話しかけ
老婆は斜め上、女性の顔を見つめ
ニコ ....
目の前にある一杯のぐい呑みに溢れた
桜政宗の燗酒をぐいと飲み干す

その傍らには酒の肴の赤身のマグロと
今日一日の痼(しこ)り
プルンと小鉢に鎮座して、
それを箸先で舐め
全てを忘れる切 ....


その大いなる人々は
歌声と一緒にやってくる。
峰峰に雪を戴いた白い山並を越え
覆い隠すような人数で
その歌声と一緒にやってくる。
誰かのために歌う訳でも無く
止むことのないその韻 ....
お茶の水橋から聖橋
まぁるい大きな輪っかが見える。
下半分は揺らめいて
昼間に鎮座する月のよう

にび色の神田川は足がすくむほど
高い地点からしか眺められな

その水面をじっと見つめ ....
朝は晴れ晴れと
色とりどりのアヤメの中歩く
季節六月、紫陽花の花

朝は晴れ晴れと
君を見てアヤメの中歩く
季節六月、紫陽花の花

言葉を交わす余裕なく
六月晴れ渡る梅雨入り前
紫 ....
5歳の僕は風の中にいた。
底の町から吹く風は暖かかったが、
上の町から吹く風は冷たかった。

底の町から吹く風を顔面に受け止めて
膨らんでゆくと
僕は虫になって舞い上がった。

谷の反 ....
石田 圭太さんの……とある蛙さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の交差点2- ……とあ ...自由詩15*11-6-2
ぐい呑み- ……とあ ...自由詩17*11-5-10
歌声- ……とあ ...自由詩16*10-8-30
お茶の水橋から- ……とあ ...自由詩15*10-8-11
紫陽花の花に- ……とあ ...自由詩5*09-6-29
そこの町- ……とあ ...自由詩13*09-6-24

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