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シナプスたちのように、うごきあい、点滅する
地上の生きた星たち
今日もどんなかんきょうにあろうと
かなで合っている
それを聴き入ったのは
目をとじれば
誰もが知らない顔の乗る移動の
車窓 ....
夜が終わる前に
銀河がサイクロンになって
いらない文字を吸いとりに来る
(サクラ、サクラ、琴のおと)
貼りついてしまったものを
ひとつひとつ
はがしてみれば
どれも忘れがたいもの
けれ ....
いま、わたしは
とてもかなしいのかな
うれしいのかな
シチューの丸く白いごぽごぽ
なにも変わらない、にちじょう。
そういえば今日は、しゅくじつだ
しゅくじつだった
おとといは ....
じゃぐちをひねったら
鎖骨から流れ出ている
それはスウェットのしずく
水のように ろ過されて
気高い指で曲がったスプーンの
枝と枝をつなぐ
わたしの
鼻骨(けして高いものではなく)
....
イチゴの詰まった胸に
あこがれてしまった
しゅんかんは、あの時の少女だった
いちご、買おうか。
好きでしょう
食べない?
ぼおっとしていたら
背中に今年はじめての
ひだまり
....
波の声
かたりかけてくる
じゃまにならないように
ちかく、ちかく、とおく
足元をぬらさないくらいの
ところにぼくは
すわって
つかれてしまったよ
うずくまったよ
なにか答えてほし ....
*
みずいろのさかなを
凍ったうみで
凍ったうみの
その下で泳がせている
気泡の、結晶
つめたい手
掬うことのない
うたがう事もないさ
たとえばわたしたち
ストレスにまかせて
....
むねには だれかの だれもの むねには
川がながれて
ことばと さえずりは
甘かろうと苦かろうと
橋のざいりょうです
そらにかすりきずのような
雲があって
おもいだすのは
きずをつ ....
干されるのを待っている
真白な空じゃなくてよかった
げに太陽の一方照射
くだ、さい
元気ジュース
もてあそべるならいくらでも買いたい
くしゃみをしてもねっころがり態
黒くならないの、 ....
夏のぬくもりってどんなの?と少女、軋む氷のかけらを溶かす
この雨が上がればさよならの予感半袖の先爪に塗りこむ
果汁がどのくらいの夏ならいいの太陽と日焼け止め調合
何も考えずに揃って鳴 ....
石田 圭太さんの唐草フウさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
真昼の流星
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唐草フウ
自由詩
13*
10-2-21
サクラ銀河
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唐草フウ
自由詩
17*
09-4-1
1013
-
唐草フウ
自由詩
9*
08-10-13
はさま(夏と秋)
-
唐草フウ
自由詩
7*
08-9-9
いちご
-
唐草フウ
自由詩
7*
08-1-5
波の声
-
唐草フウ
自由詩
10*
08-1-2
みずいろ
-
唐草フウ
自由詩
18*
07-12-9
ねむれば秋
-
唐草フウ
自由詩
10*
07-9-29
花を泳ぐ
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唐草フウ
自由詩
8*
07-7-23
もぬける夏
-
唐草フウ
短歌
14*
07-7-17
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