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好きだよ 君の言葉が空っぽの心を満たしていく
でも間に合わない
この乾ききった星は潤うはずの心を何処までも吸収し還元する
サイクルが足りない
駆け足で通り過ぎる日常を横目に ....
あそこで
庭木の手入れをしているのが父です
もう随分彼は
そこから動かないので
毎日
朝夕の水遣りをするのが
私の日課です
週に一度
伸びすぎた腕や増えすぎた首の ....
深夜の商店街
シャッターは降り
仄白く
外燈の明かりがやっと届く
人気の無い道を歩く
ふと目の前を
カゲロウが漂い
無意識のうちに
払い除ける
刹那
脳裏に浮かぶ詩が一 ....
なんも取り柄のないあたしと
ぜんぜん特別のないあんたが出会って
余りある 寂しさと
どこまでも続いていた 手持ち無沙汰に
いつしか
一つ屋根の下 暮らし始めた
特別 で ....
春 山を見つめる
西の国から旅して来た
黄色い流れが 静かにたゆたい
ゆっくりと全てを覆い隠す
優しさだけを探して
ほかの事には目を瞑り
握りあった手と手を伝わる温もり ....
野良犬が
尻尾をうなだれ
ふと 空を見上げる
ざわめきの中
鳥の鳴き声が
いやに 耳につく
鳥は 鳴く
ひよひよ ひよひよ
今日の日よ
ひよひよ ひよひよ
明日の日 ....
曙興産営業二課の青野君29歳は今年入社三年目を迎えた。社内で彼はみんなから青ちゃんと呼ばれている。彼、青ちゃんは世界の平和を守る為に、日夜命を懸けて戦い続けようと心に誓ったばかりである。
先 ....
三月も残り僅かとなり
ほころびかけていた桜の花も
一輪また一輪と開き始めてきました
桜の花が満開となり
その花が散り始めると
思いだす事があります
由美子姉さんとは実家も近所で ....
北の国を目指し飛び続ける本州鹿の群れ
先頭近くを飛ぶ小林と岡田が先程からしきりに話をしている
小林が言う
今飛んでいる方向は
西に0.000000000000000203度ずれ ....
今オバァちゃんが食べ残した
お頭付きの鯛が天に昇っていきます
片身が無いので泳ぐ事も侭ならず
さりとて
昇っていくには
残った片身が重過ぎて
潤んだ瞳を
ますます潤ませ
静かに ....
石田 圭太さんの川口 掌さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
なだれ
-
川口 掌
自由詩
7*
07-12-21
乾いた池の畔
-
川口 掌
自由詩
11*
07-12-6
月に泣く夜が
-
川口 掌
自由詩
6*
07-7-24
絆
-
川口 掌
自由詩
16*
07-4-18
春に
-
川口 掌
自由詩
10*
07-4-2
鳥は_鳴く
-
川口 掌
自由詩
5*
07-4-1
戦え!青ちゃん
-
川口 掌
自由詩
4+*
07-3-31
さ_く_ら
-
川口 掌
自由詩
18*
07-3-26
北の国を目指し
-
川口 掌
自由詩
6*
07-3-12
天に昇れば
-
川口 掌
自由詩
19*
07-3-4
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