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小学校の新学期のような香り 
ニスの塗っていない木晒しのカウンター 両サイドに詩人

木漏れ日は蝉の亡霊と小春日和 ぬくぬくと光は木霊する

カウンターに座り 両サイドに詩人 語りを始める
 ....
きっと思い浮かぶ光景も景色も 今は繰り返すだけで
背景はいつも同じ中に 似たりよったり 歌っている

今は緩めの目尻を撫でながら また繰り返しを刻む いつもの事

お水にカボスを絞って透明同 ....
  頭と心と後ろの者 散乱の言葉になれない象徴まで掘り下げることの
困難なダイヤモンドダストが滞ることなく 手を伸ばし 溢れている

  ただそれだけのこと 生きを背中から知らせ 前へ倣う最前列 ....
   未熟な目線を どうか伏せずに見つめて下さい

瑠璃濃く刻々と 裏返る程の直線の広がり 尚煙立つ 
天分を受け取るかの如くの手のひらの菊の華

しゃくしゃくとその精華 馨しく立つ

 ....
また月が始まる ぼやけた記憶を貼りつける
待宵に届かない蒸しる 古ぼけた鼓動

情熱の断片を繋げることもなく 剥がすこともなく
また月が始まる

手のひらに収まる小癪な小川 運命も何処へ
 ....
   あなたのお花は なんですか
    あたしはランタナです

   あなたの動物は なんですか
    あたしはネコです

   あなたのけつえき型は 英型ですか
    あ ....
行合いの空を浴びる その季節同士の引継ぎを

私はとりとめのない姿で さらわれるように晒す

なんて放てばよい!さまざまの斑の美しさ連なる

 果ての永遠の息継ぎの出来そうのない 生み続け ....
空想と物質の描写を迷いながら進む コンセプトプラグ ブレーカー叩く

蝋燭のピラミッドが透明な団扇の凪と戯れる

部屋は暗く テレビの受け付けない障りの触覚が伸びる

気取りに傾く45度  ....
基本 気の利かない 女のパラレルな空にどうか

振り回されないで 困った顔で金縛りの細い男

基本 気の利かない 男

種は持っていてもその種は持ってないのだから いじけないで

逞し ....
男は照れの天才
幼児すら男なのね 微笑むと照れる くすぐるのよ母性本能を

女が好きみたい男って 可愛く思ってごめんなさい
美人には目を伏せる そのどうしようもない 照れの天才
男心をかすっ ....
知らないことの方が 圧倒的に多い 全ての風のように

 ハスカップを知覚しその加工された飲み物を味わった日
 手がかりが足りない 紫の乳白色をイメージしている
 雨に濡れれば 雫を弾く皮がある ....
県民歴3年

まだ「知心剣」を使いこなせない

大分川沿いを毎日 散歩していた 普通の大きな川
私にとっては新天地の特別な川

川沿いの舞鶴高校生がカヌーの練習をしていた土曜の午前
先 ....
ミニスカートをはいて コットン素材に日差しが恋をしている
色気が照れながら 気分を上げて歩いてゆく

 ヒップホップ特有の香り ライムとレモンを口ずさみながら
 
日焼けを気にせず タイトな ....
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい

生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモ ....
アルデヒドの香青紫
腹式呼吸が囁く息遣い

鐘が透き通り鳴らす
いつも奴がやって来る

登場人物の証明書を手に

今から会議だと言う
出席決行な目線で誘う

アルデヒドNO5をつ ....
あの蘭の背骨 老婆の屈み 顔は幾何学じみていて
あの蘭のようなエッセンスを持たない 好み転じて白か黒か
あいまいな境界線を踏む必要もない 好きか嫌いか 好きになれない
              ....
月面が皮をめくったので ようやく続きが読める
少し片目くらいの 透き通ったグレイを添付した曙の空の色のページ

わくわくしながら好奇心を胸の中心に 持ち上げてゆく
決して極秘の大人には成れない ....
仰向けに憩い柔らかな漂う空気が降りる

爪を研ぎながら清水の滝から醸し出す口づけを貰う


小癪な煩いを植えさせない 穏やかなる囁きを歩く


間接照明の声さえ聴こえてくる 遥かなる温 ....
ブーゲンビリア 七変化ほどのパレットもないけれど

信号機ほど単細胞でもない

久しくあの風景を思い出したよ どこにでもあった

ブーゲンビリア 県花ではないけれど どこにでも咲いていた
 ....
夜に図鑑にない華を
枕元にアタシの側に
横たえておくね

シックなスモーキー
衣装と心はぶれない
一次元から生まれた
精鋭の英

華冠を編む様な乙女
シックでスモーキー
存在の賜 ....
今宵の半月は満月並な威力をしている

魂の座に脳天から入り込み 喉仏を通り
みぞおちと肋骨に絡み 股の下から足元に刺さる

シニスターが作動し始める
油じみたヒステリーなんてない

彼 ....
涼夏申し上げます

氷のしぶきを想像したいと思われる候 いかがお過ごしでしょうか

私は夏バテすることもなく元気に過ごしています

今日は仕事も休みでリビングに寝転がり クーラーの下 側に ....
いつもお世話になっております

熨斗を貼り 達筆に筆で御中元と払い 留め
下書きは 私の名前を控えめに 払い 留め

中身は日持ちのする涼しげな水羊羹はどうかしら
それとも昔ながらのお煎餅 ....
前年比を上回っているのか 弾き出せない心指数
落下した電卓 累計が磨り減ってゆくなんて

完全自惚れだ 

      擦れた声の私の天使 退行してゆく子供の天使に
      ララバイを ....
星の形なんて何型かほんとうのところ 手のひらかざして 模れない
五感が星の刺客たちを招いたんだ 悪者なんていないとね

六感が足を洗わせたんだ 悪は飽くなき最良へ招かれる きっと
悪の巣の絡ま ....
髪の長い 古き艶を残した黒髪のお前
その素肌を包み しなやかな 黒髪もくびれる 
男には 備えられない 弾力に水が弾く 潤い 
控えめな 鈴蘭の香り

女という生き物の魔の魅力に跪く 甲にあ ....
謙虚の柵の向こうに 黒い太陽を浴びた枯葉が闇を止める そのままに
謙虚過ぎる君 君は柵を越えて 何を美徳と履き違えたんだい

俺は謙虚を持たず生まれてきた 
母親のせい
父親のせい
誰の何 ....
謙虚な君 主張する自己を脇に置き

傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る

 乾燥した晴れの海に沿う アスファルトの道で謙虚な君を初めて合致する出逢いをした

 私は私を主張する自己を真ん ....
曲線がマーブルに沿って腕を放り投げるように
湾を描く 描く

何色をもカウントし訓え 重ね叶える 想いの色才の芽生え 生き
生まれながらの 棘のない 美しい美しい 香りに伝う

光を身ごも ....
人を畏れない 愚かさに 小娘め!と舌打する 私も未だ小娘

 頭に腹が立ち塞がりに来る 魔物を避けれないこともある

刑務所に入ってでも殺す価値があると 魔物は思える そんな感情を白状するよ
 ....
ただのみきやさんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(276)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
両サイドに詩人- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-19
朝焼の窓の休館日- 朝焼彩茜 ...自由詩713-8-17
片目の露骨- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-8-15
後夜刻の追願- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-8-14
また始まる秘光- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-13
「Thou」- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-11
行合いの空へ- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-8-9
映像との夜- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-8-8
男_基本と本来- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-8
男_繊細な照れ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-7
ハスカップジュースとの奇妙な出会い- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-8-6
大分川- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-8-5
ライムとレモン- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-8-3
金風_Ⅱ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-1
アルデヒド勧誘- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-8-1
爛漫蘭- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-7-30
PaGe321- 朝焼彩茜 ...自由詩313-7-27
仰向けの白檀- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-7-25
ブーゲンビリア_梅の色- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-7-25
韻華と眠る- 朝焼彩茜 ...自由詩813-7-22
魂の座- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-7-16
暑中お見舞い- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-7-13
御中元- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-7-13
女式- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-7-12
星斬侍- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-7-11
惚れている- 朝焼彩茜 ...自由詩613-7-8
謙虚過ぎる君- 朝焼彩茜 ...自由詩513-7-6
謙虚な君- 朝焼彩茜 ...自由詩813-7-5
色彩を描く- 朝焼彩茜 ...自由詩613-7-3
畏れよ_小娘め!- 朝焼彩茜 ...自由詩613-6-26

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