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青丹色を
した
夜の光
は現在を
めがけて
循環
する
永遠の
糸 水曜日よりもやさしく頬杖をつく
その右手に嘘を書き連ねて
一生かなわない横顔の
うつくしいものだけを蒐集する
水に濡れてふやけても
するどい視線を有する縞模様
ながい脚に液化した永遠を垂ら　.... 物憂い溜め息は朝を灰色に変え
私の指先をぬらした
冷凍室的空想は
剃刀を尖らせた
息を吸ったしゅんかん
喉に蝶が止まる 日常を窒息させ、見知らぬ恋人にキスをする。


　　・・　・


痛覚の一部分でしか無いのに、それを愛だと言う。


　　・・　・


蚯蚓腫れした睡眠欲を、粉々に　.... 冬の海を見に行くことにした
しかし今は夏なのでそれも難しい
仕方なくわたしは「孤独」に電話を掛けた
――もしもし
――わたしだけど
――ああ、きみか
――うん
――どこか痛む　.... 善意と酸素に満たされた部屋で
私は彼を歌にする。
彼の夢に出て来た女の子すべてに
私の名前をつけてあげるかわりに。 私の内側で眠るもの、を解放してくれる人や理解してくれる人を愛しては不可ない。
陰部、人目に晒されず、暗いところにある、やわらかな部分。
躊躇無くそこに触れてくる生き物を受け入れては不可ない。
無　....

ただのみきやさんの青土よしさんおすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
棕櫚	- 青土よし	自由詩	2	14-11-26
今夜も砂漠に雨が降る	- 青土よし	自由詩	3	13-7-25
浮力の実態	- 青土よし	自由詩	3*	12-11-13
想像力が二人を分かつまで	- 青土よし	自由詩	3	12-10-16
“い”はイチジクの“い”	- 青土よし	自由詩	4*	12-9-5
Veronica	- 青土よし	自由詩	4	12-8-23
道	- 青土よし	自由詩	3	12-3-20

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