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物語を終えて、影ばかりが白く、うつし身より抜けて落ちる。うなだれ歩む私に踏まれ、足跡が明るく、目眩がする。
(あれは何時のこと、砂利の上に転がる私の首が波に洗われている。薄曇りの空には天女様がい ....
骨のはら、平らかにひろがってゆく
りと、たってしまう。そよぐ音が、声が
あることの根をふるわせよ、ふるえ、よ、と
しきいにふれるか否かの下方でなる
よよ繰りかえす「ことのね」のれつ
おん ....
烏の白い瞬膜をなめて、頬を濡らした女の子が夕べ
上野駅前の歩道橋でナイチンゲールを売っていたのだがそれは
花とも鳥とも判別がつかず、私は眼鏡を買うことにした。
今朝、ソルフェリーノの丘で摘ま ....
胸の空隙に溜まる、波と粒のあわいにある何かを持て余しながら歩き
109を左に折れて道玄坂を登る、此処も午前中は人通りが疎らだとこぼす意識の表面下に
点滅する実家の猫のまろやかな緑のまなざし、日に当 ....
ただのみきやさんの青木怜二さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
よをまたぐ。
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青木怜二
自由詩
4
17-2-4
よにふる、雪。
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青木怜二
自由詩
6*
16-11-13
ありふれた旅
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青木怜二
自由詩
1
16-11-11
身辺雑記2016.11.11
-
青木怜二
自由詩
1*
16-11-11
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