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{引用=
まだ、
うまれたばかりの、夜の、
瑞々しい暗色の、
ぬれた線で描かれた物語、
について、ぼくはできるだけちいさな声で、
語りたい、たとえば亡くなったひとの、
骨を拾うように、
....
{引用=
すけるほどにうすい、
絹のような繊維の束が、
みずうみのそこでゆれている、
身体の発育と、
精神の成熟のことなる、
理念で圧縮されたじかんの、
それらが ....
{引用=得意ではない、
飛びかたをためしていた鳥の、
シルエットを真似て、
あるいはそういうタイトルの、
詩をかいて、
昨夜の微熱は冷えて、
花びらのような咳をした、
踏切がおりたままで ....
{引用=
鳴らなかった、管楽器の空洞に、落葉や、
発語されなかった言葉をつめている最中に、
妻はかえってきた、わたしはなんだか、
気まずい気持ちになって、ベランダへ煙草を吸いに ....
{引用=
とてもおなかがすいたので、
おおきく口をあけてみた、
すると小魚たちが、
つぎからつぎへと、
のみこまれていった、
ぼくはくじらだったから、
か ....
{引用=
ひとつの魂でゆける距離には、限りがあり、人が泣きたくなるときには、
そこにたどりつけないことを既に知らされている、夏の舌を通過する中
央線、転がる発泡酒の空き缶、そのなかには、いくつも ....
ただのみきやさんのmugiさんおすすめリスト
(6)
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日付
つぎの本をえらぶこと、
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mugi
自由詩
5
15-1-12
とあるポートレートの印象、
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mugi
自由詩
4
14-12-21
ふゆのひかりについて、
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mugi
自由詩
6*
14-12-13
喉の痛みについて、
-
mugi
自由詩
6*
14-12-3
テレビしかみなかったひに、
-
mugi
自由詩
5*
14-8-9
塩水
-
mugi
自由詩
7*
12-6-23
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