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体が浮かんでる
こんなに自分は
軽かったのか
見えるのは紺色の空
月が暗い海面に
飲み込まれてゆく
(なぜ)
次第に面積を小さくして
やがて頭まで海にのまれた
....
人に向かって歩く
遠くに見える人
人が点滅する
そうして人は消えてゆく
離れている時はつながっていた
いくつそんなため息をつけば
光を育てられるのだろう
もうたぐり寄せるものもなく
....
木目に触れてつま弾いてみる
腕にしみる音だった
慌てて左手で右腕を抱く
静かに響きが止んでゆく
無粋ないたずらはするまい
たとえ喫茶店の壁が木目であっても
誰かがベースを弾くように
....
ただのみきやさんの木葉 揺さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜に浮かぶ
-
木葉 揺
自由詩
4*
20-9-15
点滅
-
木葉 揺
自由詩
5
20-3-22
喫茶店にて
-
木葉 揺
自由詩
6
19-11-23
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