すべてのおすすめ
ぱきん、と割箸を高く鳴らして倒れ込んだ障子のはらの
ほのあかるい幕の内にのはらはやがて冬になります。
傾いた布越しのトルソーです。
私を囲うのは錆びた有刺鉄線と烏瓜の蔓が織りなす
そそけた{ル ....
髪の毛の抜ける軽さで舞いあがったビニール袋が
ハの字に並んだ社宅のあいだを海溝にして見えなくなる
 溶断した五線譜に置く
 冷えた喧騒のフェルマータ
胸底のゲル状濁点や句点硝子の乱濁流を ....
ただのみきやさんの吉兆夢さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幕の内弁当- 吉兆夢自由詩120-12-13
影をひく、日向にぬかる- 吉兆夢自由詩418-9-17

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する