すべてのおすすめ
星新一をポケットに、宇宙に出た
窒素酸素二酸化炭素アルゴン
石油が無くなった地球は温暖化し水を奪い合う戦争が起きた
海が陸地を浸食し人類は指の間の皮膚がヒレのようになりつつある
空気中の二酸化 ....
「冷えていく鉄」
鉄だとわかっている
何度目かの純情だから
素直に信じる
うん、わかっている
その熱では溶けてしまう事もない
背中が曲がる前の、愛しているは、信じない
少女の ....
いついつまでに、なになにを
どこどこいって、だれだれと
なぜなぜときき、どうしても
いつもこうやって生まれる
いつもこうやって生まれてくる
いついつまでに、なになに ....
君に触れるということ
忘れられた空にアクセスするということ
君に触れるということ
これから記憶する海をダウンロードすること
君に触れるということ
再び希望が芽吹くということ
君に触れ ....
道路わきで見かけるほとんどの獣は
車に引かれてしまった獣
口をぽかんと開けて
横たわっている
腹が裂けたり
頭が割れたりしているものもあるが
たいていの獣は毛むくじゃらで
....
世界が沈むことを早くしている
今日を忘れないようにしよう
魚は寒くないの
だいじょうぶよ
鳥は寒くないの
だいじょうぶよ
並木道には自転車と五十代と思われるジャージの夫婦
....
meと鳴く君のことを
追いかけてはいけなくて
つごうの良い、どこか、を僕は選択する
その先はきっと猫の世界
ただその先をじっとみている君の
その視線の先を僕もみている
世界に ....
両腕を広げて
カモメの真似をする
あなたは白く美しい両翼で
柔らかな曲線を描いていく
航空力学が及んでいない
理想的な空気の流れが
あなたの後ろで渦を巻く
僕は数をかぞえ ....
インクを新しく買ったので印刷に熱中中
言葉が無限に吐き出される
インクがなくならない限り
もう一枚、また一枚
刻むリズムで夢見心地
埋まる、紙と言葉が僕を埋める
空白、部 ....
虫の歌は小人が教えてまわったの
言葉を介さない言語なの
地球の支配者は昆虫だという人もいる
私も人間が支配者よりはずっと良いように思う
節足で内側から崩れていく
物としてのでき方が人間と真逆 ....
見栄えが悪いから、と
売店は滝から離れたところへ移転したらしい
水滴は一滴でも目に見えて
だけど滝を一滴ずつに分けてみる人はいない
マイナスイオンの感じない香りよりも
ひんやりとした抹茶アイ ....
内面を写し取るために描いた自画像が
僕が部屋から出ると歌いだす
僕と居ることがよっぽど気まずいのだろう
はじめの頃は、鼻歌程度だったが
今では盛大なオペラにかわっている
わかっているんだ ....
掴みそこなった言葉の端っこを追いかけて
キーボードを滑る指の滑稽な動き
生まれたばかりの赤ん坊を
どう扱っていいのかわからずに
空中にひらひらとさせているのに似ている
あるいは未来を見つける ....
白い肯定が深々と降り
望まれるすべての生き物は
眠りにつく
それ以外の生き物は死んだり
眠る以外の方法で時を過ごしたりする
たとえばジェンガとか
眠らない生き物は
ソファで映画を見た ....
ただのみきやさんのクローバーさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
How_you_doing!?_
-
クローバ ...
自由詩
3+*
15-7-7
「冷えていく鉄」他6作
-
クローバ ...
自由詩
7*
15-5-20
いついつまでに、なになにを
-
クローバ ...
自由詩
4*
15-5-6
君に触れるということ
-
クローバ ...
自由詩
3*
15-4-29
口をぽかんと開けて
-
クローバ ...
自由詩
3+*
15-1-16
冬、はじめました。
-
クローバ ...
自由詩
5*
14-12-2
出会いの散歩道
-
クローバ ...
自由詩
6*
14-11-12
Tシャツでは、すこし寒い
-
クローバ ...
自由詩
11*
14-9-18
インクを新しく買ったので印刷に熱中中
-
クローバ ...
自由詩
2*
14-9-13
星からおちた小さな人
-
クローバ ...
自由詩
4*
14-8-28
抹茶アイスと滝
-
クローバ ...
自由詩
1*
14-7-13
歌う自画像
-
クローバ ...
自由詩
1*
14-7-7
そのあとがある
-
クローバ ...
自由詩
3*
14-6-25
冬の眠り
-
クローバ ...
自由詩
2*
14-6-24
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する