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何もない 
そう思っているのか
何もない 箱の中身は 言い繕った言葉で光る
ありえない おとの波は
耳に揺られて なにもない

すみません
もうしわけない
ごめんなさい
お腹のなかで ....
本当の言葉を形にするのはむずかしい
初めてあの人の声が聴こえなかった時の怖さを自分で声にするのは

目をつむれば白い雲がみえて
書き込む文字がへんてこなのは
どこまでも どこまでも いつか届 ....
一人狼 眼に湛えたパソコンに雲
はしゃぎまわるこえ 横書きに生える花
色のついた画面とあと色のついた地面 

空白にいきるほど食い 溝に落ち着くほどにくい
あなたのはどこへいった

ほの ....
足を軸にして回れば、みたことのある夜が必ずくる
ついさっきのように俯けば 目の前に電灯が飛び込んでくる
歩いた先がどれだけ先でも 走った先がどれだけ流れても
晴れる日が いつも夜が打ち消していく ....
人間にはああという声が似合う
生きぬく爆発を死にゆく爆発を生きぬく爆発を死にゆく爆発を生きぬく爆発を死ににくい爆発を、生泥濘に語るだけ
あなたの立てた泥にとまって 夜に消える羽になる
乾いた風の甘い粒も たまりに落ちた水になる
そこには誰も映らないけれど そこには色も映らぬけども
ひどく美しい闇になる
幽かな雲がどろっとしていて なぜか黄色味がかっていて
馬鹿な耳にヘッドフォンをかぶせて温めて

たくさんの音が たまりたまり流れ
はしりはしり よくわからないまま 冷める

あかい肉とその ....
ただのみきやさんの十二支蝶さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- 十二支蝶自由詩213-4-6
_- 十二支蝶自由詩113-1-14
じぐざぐざ- 十二支蝶自由詩212-12-16
こぶし- 十二支蝶自由詩212-12-15
爆発- 十二支蝶自由詩112-8-30
- 十二支蝶自由詩112-7-2
うん- 十二支蝶自由詩212-4-11

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