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生まれてから一度も手にしたこともない拳銃の引き金を引く練習をずっとしている。
ズズドドン、パーン
ピーーィ、キュイン
弾丸は脳の斜め後ろあたりから眉間に向かって飛び出すよ、
世界は失敗した花火 ....
かりそめの空間のなかで薄明るい滲んだオーロラを着ている
着込んでも着込んでも熱は一向に下がる気配がなく
ずっとひざのうえで幻想の猫が鳴いている
にゃーにゃーにゃー、
にゃー宇宙は
北 ....
淀みの中に心臓をふかく落としてしまった
不確実な手放しの感触と
俯角の鈍さに たゆたいながら
海水面ではずっと光が音を奏でていたのだ
遠い太陽には眩しい響きが共鳴していて
届かない明るい ....
ただのみきやさんの北街かなさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏、弾丸高気圧、殺人
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北街かな
自由詩
1
17-6-25
宇宙暗黒物質言語域で何度も私ではないと遺棄されるものとは
-
北街かな
自由詩
2*
17-5-12
俯角の心臓
-
北街かな
自由詩
4
16-1-26
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