すべてのおすすめ
胸間からとおくとおく、袍の指先まで
崩れかけた山肌をなぞっているのでしょう
その眦など、乾いては渇いては
照り返したその頬の、なんともはや
かがりくるう、つむじあたりに、かえして
つぶらのか ....
私たちは過去に梅雨晴れの菜の花をふつりと亡くしている
重ねられたむしろ、奥座敷には、立ち返れば
少女 ひとつ、気配すら ままならない

4つかぞえるうちに 喉が鳴る。心臓が弱いらしく、ひとり死 ....
深く深く息を吸う
 それで灰の海に飛び込む

 薄明にも満たない冷たいだけのうねりに、
 なんども溺れながら。
 何処へ 向かおうと言うのだ

朽ち葉の思慮はない
ただふるえる筆に少し ....
ただのみきやさんのあらいさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
半可通の蛭- あらい自由詩223-6-13
彼方肆- あらい自由詩221-12-9
薄墓詩- あらい自由詩321-11-15

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する