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もう秋にでもなろうかという暑い昼下がり

湿気は日射を含むほどでもなくなってきた

ひとを愛する粗雑からは肉とほこりの匂い


痩せたからだを屈めていた

足だけが真実で顔は記号だ
 ....
のぞみはランドセルを部屋に放りこんで食卓に走った。
お皿にのったいろんなお菓子のうち数個をポッケにつめて玄関をでた。
時間がない。塾に間に合わない。遅刻すると先生は逃げてるとか言う。逃げてはいない ....
まっくろな田んぼに突然、蛙の合唱がはじまった。

その鳴き声をぼくは、星のようだと思った。白くけむった夜空に、あるはずの星……。

感傷的にでもなるのかなと足をとめていたら、蛙の合唱がやんだ。 ....
ただのみきやさんのペペロさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
正しい午後たち- ペペロ自由詩118-9-5
のぞみの受難- ペペロ自由詩218-6-16
蛙と星- ペペロ自由詩218-6-3

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