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春の、ほどけた日溜まりのなかで
そよそよと吹く風の流れを、産毛に感じ
周りから、朝露で蒸れた草木の香りが漂う
ゆらゆらと、揺れる、かげろう
その、見えないところ
沢山の透けて、輪郭の ....
遠くの情景に
ひとまず別れを告げて
内なる心象に目を向ければ
喜怒哀楽と
それらに紐ずけられたものどもが
溢れてくる
それらは、別々に現れるのではなく
万華鏡で回し見するみたいに
....
最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている
その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
ただのみきやさんの長崎哲也さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の足取り
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長崎哲也
自由詩
3*
17-3-24
自照詩人
-
長崎哲也
自由詩
9*
17-3-12
最終連から始まる詩片のような残音
-
長崎哲也
自由詩
20*
17-2-28
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