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心臓が
風船のようにぱんと弾けて
水の線路が胸からまっすぐ
空へとしずかに延びていった
雲梯のようにそれを伝いながら
たぶん ずっと望んでいたように
わたしはさるとして閉経する
....
{引用=
くさきりはら橋、火に包まれる。燃え上がる{ルビ橅=ぶな}、椎、樫の森、火事のさなかにも岩魚は泳ぎ、水の中でなお炎上する。腹を見せれば狐に食われ、背中には芥子の{ルビ膏=くすり}が塗られ ....
潮風を浴びている
白い丘
黒い岩肌、
なめらかな、
すべるように飛ぶ鳥の
くすんだ青の骨
、風に中指をのばす
調律師はもうなにも
弾かなくても、それが見えた
やさしい音楽 ....
この部屋で
あなたの魂の息に触れる
この部屋で
魂の息に触れられる距離で
この部屋の中で
あなたとあなたの横たわるあなたのあなたの体で
触れられる
この距 ....
ただのみきやさんのflygandeさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白書
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flygande
自由詩
2
19-12-28
草の歌_Ⅶ
-
flygande
自由詩
5
18-6-7
風の腕力
-
flygande
自由詩
9
17-3-27
this_room
-
flygande
自由詩
7*
17-2-9
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