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通学路、夏空から墜落したした機体の残骸で足の裏を切った
あの日の匂い立つ湿度や吹き抜けるからっ風を思い出すと
流れた血が止まらない
なめたら幼い頃の思い出の味がした
MP3が鼓 ....
全部嘘だと秋の風が言ったので
それでは終わりですねと冬の空が言いました
春の花は無関心そうに頷いて
かたわら、夏の虫が死にました
青空で、歪んだ月明かり
うさぎ達は人を解体して笑っていま ....
機械的に進む日常
断片的な夢の気配
モノクロの夢の中に沈み込み
錆びついた思い出をつかみ取る
午後に目覚めた私の個の核を
夢の錆臭さが侵してゆく
ナイフを持って立ち尽くす人を見 ....
曖昧なあなたの自殺願望
私はそれをタバコを吸いながら眺める
缶コーヒーのプルトップを開けて
それを差し出すあなたの瞳の色
焦げ茶色の瞳は私を見ていない
二重螺旋で作られた私とあなた
時間軸 ....
全方位に焼け剥がれた命は
無限の軌跡を描いて一点に収束する
その最中に見る光景
自覚的な痛みを伴った主観的な光景
ビル群
山間の谷間
火炎放射器を持った昔の軍人の写真
凍てつく凍土
あ ....
ただのみきやさんの倉科 然さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
木漏れ日の中、視界不明瞭
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倉科 然
自由詩
2
18-5-15
全部嘘だと秋の風が言ったので
-
倉科 然
自由詩
3
17-10-27
手遅れ
-
倉科 然
自由詩
1
17-7-7
星々、そして。
-
倉科 然
自由詩
2
17-7-5
口紅
-
倉科 然
自由詩
2
17-3-3
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