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「とある作家が自殺した後、
その作家が住んでいた部屋から毎晩、酷い油の臭いがした。
隣人たちはそれを理由に、ついに家賃交渉で大幅な値下げに成功した日、私は産まれた。

私は自殺した作家 ....
死に化粧の父は
歌舞伎役者のように凛々しくて
酒で枯れ果てた唇が
潤っていたのを初めて視た



回顧する夕暮れ
鳴いている壊れた時計
線香の香りが夏の空気と合わさ ....
ただのみきやさんのよるのまちさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
群青色におはよう- よるのま ...自由詩215-7-19
あか- よるのま ...自由詩515-7-16

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