すべてのおすすめ
秋の香りが残り僅かなあなたを
連れていきました
どこか 遠くの あなたを
待つ女にはなれません
と
言い切る前に
お行儀の悪い左手が
わたしの頬をぶちます
秋はふざけた科白 ....
燃える緑をあなたは見ただろうか
わたしは、見た
命の強さと危うさを
美しさに殺されそうだった
だから、逃げたの
命 と あなた から
あっ
遠くで風鈴が鳴った気がする ....
美しくあるには少し
強すぎるように感じます
胸は膨らみ
そして
衰える
当たり前のことが、こわい
母に似たにおいが身体中からするの
なぜかしら
....