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心をギュと絞る様な
そこまでの付き合いは
ない
互いを刺し貫く
そんな鋭い出会いも
ない
皆自分の貝殻に閉じこもり
僅かに触角を触れ合わすだけ
殴り合う事も
罵り合う ....
破滅へ向かうバスの窓は覆われている
バスは奈落へ向かって疾走する
車内では半裸の乗客たちが
飽きることなく痴態を繰り広げる
恍惚の表情を浮かべ重なり合う肉体ひしめく叫喚
内耳から滴り ....
妻が押入れの奥の
古びた柳行李を出して
何かを整理している
その後ろ姿が丸く凋んでみえて
少し不憫に感じた
これはもういらないわね
そんな事を呟きながら
妻が手にしているのは
見覚 ....
町の外れの寂れた駅舎で
ベンチに座って
夕陽を眺めていた
母になれなかった女と
子犬を産めない犬と
それと女の連れの老人と
老人は抜き身の小柄を手にしていた
けれど今は病んで衰弱 ....
さてそれからまた無限に近い時間が過ぎて
女はファンデーションを塗り続けた
その間に七人の王が即位し
大地を揺るがす大きな地震が二度あった
我々は本日ここに集いて
町内会の役決めをすること ....
ただのみきやさんのアンドリュウさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_ない
-
アンドリ ...
自由詩
5
14-7-11
_1千億光年の孤独
-
アンドリ ...
自由詩
2+
14-7-9
_羽根
-
アンドリ ...
自由詩
5*
14-6-19
__駅舎にて
-
アンドリ ...
自由詩
4
14-6-8
__女なり!
-
アンドリ ...
自由詩
3
14-6-8
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