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イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ　だんろ　くものすがた　がすのもくろんだこたい


重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか　くもを


餅の命の要素。滅ぼそ　.... 数式で書かれた彼女が、数学の授業中居眠りしている。
彼女の意識は夢の中で、宇宙の果てまで駆け抜けていく。
数学教師の一声で彼女の数式たちが飛び上がり、寝起きみたいな顔をしてこっちを見る。

　.... 誰の手にもとられずにずっと沈んでいる本がある。
本のなかにのめり込んで沈んでいる人もいる。
人から人へと貸し借りされ、ずっと泳ぎ続けている本もある。
本たちの上を楽しそうに泳いでいる人もいる　.... なのはわたしとこころ。
こころはわたしとは関係なくころころと変わり、コロッと転び、何故かは知らないが勝手に成長していく。
わたしはこころとは関係なく、わたわたとしながら一人称を変えて成長していく。　.... ふでばこのなかにことばがある。
えんぴつはかつての旅人だ。
あなたがえんぴつを手に持たないあいだ、
えんぴつは暇だ。暇なのであくびをしている。
消しゴムはあなたの文字を消すときを、ずっと待　.... けれど言葉にしてみようと思う。僕らは言葉を使い、考えるから。良い言葉を持っている、そんなあなたたちのことが大好きだ。けれど、ひとが外へ一歩踏み出すとき、ことばはいらない。必要なのは、ひとからの期待だ。　.... 地雷原という安全地帯でトイレットペーパーを思いっきり転がそうぜ
ドアなんてこの世に存在しないのだから
自由には白い翼がびっしり生えている
おとなになるってことは気が狂うってことで
こどものまま　....

ただのみきやさんの水宮うみさんおすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
古代にいた子(回文)	- 水宮うみ	自由詩	4*	24-1-27
彼女の瞳は小さな惑星	- 水宮うみ	自由詩	4*	17-2-15
海みたいな図書館	- 水宮うみ	自由詩	7*	16-9-22
言葉からことばを読み取るのに必要	- 水宮うみ	自由詩	2*	16-9-14
ふでばこ	- 水宮うみ	自由詩	1*	16-9-7
ことばはいらない	- 水宮うみ	自由詩	1*	16-9-3
自由で満たされたプール	- 水宮うみ	自由詩	5*	16-3-19

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