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夜 狂いのむごたらしい清潔さ
不眠はわたしの明晰を鍛える
すべての致命傷がやがて
朝焼けに染まるように
消毒する どうせ助からないのだから
深夜 信号の変わった道路を
ふたりで歩いて ....
雷鳴の 母屋で人形をつかって話す
をんなたちのわらい声の
おおきい波 小さい波と
宴の忘れられた花として
ほこりをかぶった酒瓶がふたつ
影を曳いている
あやつり あやつられる会話
....
ただのみきやさんの川津 望さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さくら
-
川津 望
自由詩
4
16-3-5
むかえにゆく
-
川津 望
自由詩
3
14-1-31
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