すべてのおすすめ
雪の街を歩きたい
ってあなたが言ったら
本当に降ってきたあの日
わたしは応えなかった

降らない街で
本当に降って

雪は

きれいでした
綺麗だった
降る音も
確かに聴いた ....
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
はやくおうちに帰りましょう
と合図の童謡が鳴って
その日はじめて空は気がついてもらえる
六歳のまなざしは
あおい空には向かわなかった
夕空が少女に語るのは いつでも
あきらめる時に踏む手順 ....
たとえばラテン語だったなら
誰にでもなく君たちだけに
伝わるだろうか
さよなら、と
ひと言のこしたいひとの数は
片方の手で足りる
それはさびしいことではないと思う
今日が昨日に 変わる頃
わたし 明日を泣きじゃくる
時刻にゼロが 重なった頃
わたし 明日を泣きじゃくる

今日が昨日に 変わる頃
わたし 自分を泣きじゃくる
時刻にゼロが 重なった頃
 ....
わたしのさみしい骨のゆくえは
乾いた風吹く荒涼とした地
どの生き物にすら踏みつけられることもなく
ただひたすらに転がってるだけ
あしたなら抱えきれないほどあって
きのうのひとっつも無い寂寞
 ....
フユナさんのもっぷさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雪は- もっぷ自由詩717-11-11
8:00p.m.- もっぷ自由詩715-11-30
茜音- もっぷ自由詩515-6-16
北西風- もっぷ自由詩8*15-5-22
明日を泣きじゃくる- もっぷ自由詩5*14-10-19
骨のゆくえ- もっぷ自由詩1714-6-7

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する