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人間にとって
もっとも厄介なのは人間なので
人間は人間という奴を
最も遠ざけようとする
それで皆、処女と童貞ばかりになる
そして家でモニターを見て
ずっと好きな夢を見るんだ
 ....
   


あらゆる人類が
少しずつ消滅してゆく
それぞれがそれぞれの
夢を貴く見ながら
きっと生物というのは絶滅する時
慌てふためいて醜く今のように様々な事を叫びながら
消えていく ....
夜の果てで
俺は俺の孤独を叩き付ける
俺はこの世に存在しない
友人も恋人も家族もいない
ただ、この世の中に埋め込まれて
機械以下の生活を送っているのが俺ーーー
できなければ叩きのめされ、で ....
国境の上には雨が降り
それは人が作った小さな仕切りを
嘲笑うかのように降り続け そして
その上空には美しい虹が架かっていた
それを隣国同士の国境警備兵達が
思わず見とれて数分の間、我を忘れて ....
木に彫りつけた

昔の僕達の名前は木が成長したために

幹に埋もれてよく見えなくなってしまった

それと同じように 僕達も

年月の風雨にさらされて随分と歪んでしまった

一人は精 ....
荒野を〈アレチ〉と呼ぶ男に

お前は一度だけ出会ったことがある

お前はその時、黄色い帽子を被って

神々を照覧していた

怒りが静かな倦怠に変わる時

俺達の旅が始まる

 ....
温かく美味しいものを

冷たい皿に盛って出そう

今宵、光は妖精の夜

人間達は羽をもがれて苦しそう

神様は自分だけの草笛をぴいぴいと鳴らし

人間世界に"風&quot ....
木原東子さんのyamadahifumiさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕は一人- yamadahifumi自由詩512-6-24
新生- yamadahifumi自由詩312-6-24
世界が消える日まで- yamadahifumi自由詩212-5-1
国境の虹- yamadahifumi自由詩7+12-4-21
密かな決心- yamadahifumi自由詩312-3-3
- yamadahifumi自由詩111-12-26
瞬間の美餐- yamadahifumi自由詩311-11-29

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